みなさん、こんにちは!スタッキーです。
自宅だとすぐに飽きてしまうなど、学習に集中できない子どもに手を焼いている人も多いのではないでしょうか。もしかしたら、原因は、誘惑が多く学習に身が入りにくい自宅の学習環境にあるのかもしれません。
今回は、学習に適した環境について、わが家で試行錯誤したことをご紹介します。
この記事は次のような人におすすめ!
・机に座って学習するのが苦手な子どもを何とかしたい
・勉強しろと怒るのに疲れたので他の方法をためしてみたい
・自分の学習環境もワンランク上をめざしたい
本人に気づかれずに学習量を増やそうとたくらむ方は必見です!
それでは、どうぞ!
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子どもの頃に感じていた素朴な思い
いつも計画倒れで勉強しない毎日
わたしは小学生のころ、あまり勉強が好きではありませんでした。
とはいえ、受験はする流れにはなっていたこともあり、テストではいい点をとりたいなあと思っていました。なので、学校からの帰宅中はいつも「今日こそ勉強するぞ〜!」とやる気マンマンでした。
しかし、結局家に帰ると色々な誘惑に負け、お菓子を食べたり、テレビを見たりして、気づいたら夕方という状態になっていましたw
子どもながらに「今日も勉強しなかったな…」と罪悪感をいだいたのを覚えています。
切望していた理想的な学習環境
そんなわたしは、いつも「取調室のような誘惑のない環境さえあれば、自分でも勉強できるはず!」と本当に思っていました。
そうはいっても、親がわざわざそんな環境を用意してくれないだろうし、手に入れても勉強できる保証はないので黙っていました。
こんな感じでわたしは、モヤモヤした気持ちのまま勉強をせずに大人になっていきました。
小さなころ自分が考えていた誘惑のない学習環境は本当につくれるのでしょうか?
そして、結果は変わっていたのでしょうか?
それが、この実験に着手したキッカケです。
学習環境の最適化に挑戦する
学習のための快適な空間づくり
学習しやすい空間づくりで重視したのは、「誘惑をなくすこと」「ストレスを減らすこと」「ムダな動きを消すこと」です。
まずは、誘惑をなくすために次の2つを試してみました。
- ゲームやコミックなどの遊ぶものを部屋の外に出す
- 使わない文具などの気になるものを箱に入れて視界から消す
次に、学習によるストレスをできるだけ減らすため次の6つを調整してみました。
- 机は壁からはなして適度な空間を作り開放感を持たせる
- ライトの色を昼光色(青)にして文字を見やすくする
- 部屋の温度と湿度を一定に保つようにする
- 窓は利き手の逆側の前方に配置して自身の影が落ちないようにする
- ライトの位置も自身の頭上より前にして影が落ちないようにする
- 報道ヘリコプターの音にはノイズキャンセリングを用意する
最後に、子どものムダな動きを減らすために次の2つを実施しました。
- うしろに本棚を置いてすぐに手に取れるようにする
- かばんからモノを出し入れしないよう出しっぱなしにする
学習しやすい机と椅子
学習のための空間づくりができたら、次はどのような「机」と「椅子」で学習するのかいいのかを考えました。
まず、どんな机が良いのか、やっぱり机は広い方がいいよな〜と思い、その広さを重視することにしました。
というのも、ストレスのない学習においてスペースは見逃せないポイントと考えたからです。
具体的には、筆記用具、テキスト、ノート、タブレット、ストップウォッチなどを置くためのスペースがとれることが重要なポイントでした。
テキストやノートは立てずにひら積みにして背表紙が見えるように置き、すぐに手に取れるようにしました。タブレットも常に使用することになるので、ほぼ固定して使用できるスペースを確保しました。
筆記用具は、かばんから出し入れするムダな時間を無くすことと、忘れ物を防ぐため、自宅での学習専用の筆記具を用意してトレイに配置することにしました。
最終的にウチでは、天板サイズが 横幅120cm×奥行60cm以上の机が学習に必要な要件という結果にたどりつきました。
棚は背中側に配置することで机の上には不要になり、机を有効に使えます。
つぎに、椅子の要件については、とにかく動かないことを重視しました。
落ち着きのない子どもの足クセのわるさには気を付けなければならず、ついついイスを揺らしたり足をバタバタさせてしまいます。これをおこさせないためには、座席時に動かないイスであり、足をのせられる仕組みがあるものという要件にたどりつきました。
学習環境を最適化したことによる効果
環境づくりですべてが決まるわけでありませんが、ウチでは以前と比較すると学習時間は圧倒的に伸びており学習環境づくりで試したことは成功だったのかなと思っています。中でも大きな効果をもたらしたのは、実は机の上に配置するものや位置などを一緒に考えたことかもしれません。
ちなみに本人にも聞いてみました。
ボヤッキー前とくらべてどう?
前みたいにゴチャゴチャしてないからどこに何があるか分かりやすい
テキストをひろげながらやれるから、効率がよくなったと思う
子ども本人は、学習時間よりも同じ時間で行う学習の深さや進度に改善を感じているみたいです。わたしより正確に分析しています。。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、学習に適した環境について試行錯誤したことをご紹介しました。
1万時間の法則に代表されるように最近は何かを習得するのに一定量の学習が必要という考えが浸透しています。
しかし、ストレスや誘惑が多い環境でそれを実現するのは並大抵のことではありません。
子どもが学習に興味を持ったのなら、そのときが環境を最適化するタイミングかもしれませんよ。
- 快適な空間と机や椅子はムダの排除に焦点をあてる
- コストやスペースの関係で実現できない時は工夫で似た効果をねらう
- せっかく環境を整えるなら子どもに配置などを考えさせる
- 使い始めてからも工夫の手はゆるめない
通塾や個別指導の費用と比較すれば、学習環境に割くコストはそこまで高くありません。
学習で成果を出すと決めたのなら、早い段階でココを攻めることをおススメします!
これからも、環境づくりに役立つ情報があればどんどん紹介したいと思います!