みなさん、こんにちは!スタッキーです。
漢字や計算が大事だと分かっていても、地道さゆえに心が折れそうになることはありますよね。
そんな果てなきシルクロードを一緒に歩いてくれるサポートがいたらすがりたいものです。
今回は、子どもの学習に役立つおススメの「資格3選」をご紹介します。
この記事は次のような人におすすめ!
・ヒトに褒められたり賞状を貰うのが大好きな子どもがいる
・地道なトレーニングをつまらなさそうにやっている子どもを救いたい
・基礎力を学習時間などではなく明確な指標でとらえたい
・オンライン試験を上手く活用していきたい
高度に体系化されたレベルアップ・メカニズムで基礎力を高めたい方は必見です!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
基礎力の評価やトレーニング法を明らかにしたい
基礎力に対して闇雲に取り組めない自分
見たことのない単語が並べられた長文にうんざりして戦意を喪失したことはありませんか?
少数や分数がいっぱいの特殊算で解き始める前に脳のエネルギーを奪われたことないですか?
わたしは、この手の苦しみを相当あじわった側の人間だと思いますw
そんな時、大人に相談してみましたが、途方もない練習方法しか教えてもらえないのです。
例えば、語彙力を増やすなら読書がよいとか、計算力はドリルをひたすらやれとかです。
間違いではないのだと思いますが、何冊読めばよいのか、何問とくのかハッキリしません。
このヒトは何年かけて語彙力や計算力をつけてきたのかな?って思いたくなりますよね。
私は、ゴール感もなく好きでもない読書やドリルに打ち込む神モチベは持っていませんでした。
本当にそんな方法しかないのか?それがわたしの感じていた疑問です。
自身のスキルが分からないと主体性を失う
語彙や計算のように広いカテゴリの状況を情緒的に表現することにも違和感がありました。
語彙力が伸びてきたとか、計算力がついてきたとかだと、何ができたのか分かりにくいのです。
毎回点数は上下するので、ほめられている時ですら何を根拠に言ってるのか疑問でした。
おそらく学習範囲や自分が理解できているところを具体的に示してほしかったのだと思います。
漢字を何文字マスターできたとか、計算を何領域マスターできたとかです。
そして、自分がどこにいるのかを見失いボンヤリと学習する毎日を過ごしてました。
コンピューターとかでもう少し分かりやすくならないかな?それが当時のわたしの気持ちです。
基礎力を高める資格でスタートダッシュを決める
国語は「語彙力」でブースト
国語においては「語彙力」の高さが多方面に活きることが分かっています。
まず、語彙問題のスコアがそのまま上がります。毎回必ず出題されるのでスコアも安定します。
そして、長文問題でも知らない漢字や語彙に思考回路を使われる苦しみがかなり減ります。
また、その効果は国語以外の教科にまで広がります。
このような語彙力を伸ばす資格には、漢検、ことわざ検定、日本語検定などがあります。
しかし、その中でも最初に手を出すべきは「漢検」だと思います。
日本漢字能力検定の公式ページはこちら
読めない漢字の意味など理解しようがないですし、読めるだけで国語のニガテ意識が減ります。
漢検は、読み書き、部首、類義・対義、送り仮名、同音・同訓異字、四字熟語をカバーします。
その意味では、学校の授業や中学受験などともとても親和性の高いテストとも言えます。
レベルは12段階に分かれていますが、小学生なら 5級 まで学習すれば十分です。
ただし、長文問題に定評がある学校を受験する場合は 3級 に挑戦してもいいかもしれません。
地名や人名などでない限り読めますし、もし読めなくてもすぐに自分で修正できるレベルです。
等級 | レベル | 合格ライン | 受験料 |
---|---|---|---|
1級 | 大学・一般程度(約6000字) | 80%程度 | 5,000円 |
準1級 | 大学・一般程度(約3000字) | 4,500円 | |
2級 | 高校卒業・大学・一般程度(2136字) | 3,500円(CBT) | |
準2級 | 高校在学程度(1951字) | 70%程度 | 2,500円(CBT) |
3級 | 中学校卒業程度(1623字) | ||
4級 | 中学校在学程度(1339字) | ||
5級 | 小学校6年生修了程度(1026字) | 2,000円(CBT) | |
6級 | 小学校5年生修了程度(835字) | ||
7級 | 小学校4年生修了程度(642字) | ||
8級 | 小学校3年生修了程度(440字) | 80%程度 | 1,500円 |
9級 | 小学校2年生修了程度(240字) | ||
10級 | 小学校1年生修了程度(80字) |
漢検にはコンピュータ試験(CBT)があり、受験タイミングがかなり柔軟に調整できます。
キーボード入力とペンタブ操作が必要ですが、小学1年生でも少し練習すれば大丈夫です。
コンピュータ試験(CBT)って最初どんな感じだった?
当時はぜんぜんキータイプできなかったけど、文字入力の表を見ればやれた。
紙の試験と違って新感覚だったけど、パソコンにも興味が湧いて楽しかった。
漢字の学習をもっと楽しくする方法について記事をまとめています。
苦手をなくすための学習や漢検トレーニングの紹介しています。
こちらも、漢字の学習の参考になると思いますので、ご覧になってみてください。
子どもが読み書きが苦手で漢字嫌いになっていませんか?今回は、楽しく漢字学習ができるアイテムを紹介します。子どもに漢字や語彙のスコアを伸ばしたい方は必見です!
その他にも、語彙力を伸ばすことができる検定はいくつかあります。
ことわざ検定や、論理文章能力検定、日本語検定、Literas 論理言語力検定などがあります。
伸ばしたい力や、子どものやる気応じて受けてみてはどうでしょうか。
算数は「計算力」でブースト
算数においては「計算力」が高いだけで相当ニガテ意識を減らせるように思います。
また、計算することに意識を奪われなくなり、思考を成長させていくのがラクになります。
計算は日常的にも頻繁に用いるので生涯価値を考えれば早く高めておきたいところです。
このような計算力を伸ばす資格には、計算能力検定、珠算検定、暗算検定などがあります。
しかし、テストで困らない計算力という意味では「計算能力検定」がおススメです。
計算能力検定の公式ページはこちら
この検定では、各レベルで求められる知識や計算の種類・内容が細かく決められていています。
また、その内容も学校の授業や中学受験で求められる要素とかなり近いものになっています。
そのため、子どもの計算力のどこに弱点があるのかを明らかにするのに効果的と言えます。
等級 | レベル | 合格ライン | 受験料 |
---|---|---|---|
LEVEL1-2 | 小学1~2年 | LEVEL1:50%~69%で合格 LEVEL2:70%以上で合格 |
2,200円 |
LEVEL3-4 | 小学3~4年 | LEVEL3:50%~69%で合格 LEVEL4:70%以上で合格 |
|
LEVEL5 | 小学5年 | 70%以上で合格 | |
LEVEL6 | 小学6年 | ||
LEVEL7 | 中学1年 | ||
LEVEL8 | 中学2年 | ||
LEVEL9 | 中学3年 | 3,300円 | |
LEVEL10-11 | 高校生 大学生 |
LEVEL10:50%~69%で合格 LEVEL11:70%以上で合格 |
4,400円 |
問題ボリュームもある程度確保されているので評価ブレも抑えられるように思います。
レベルは11段階に分かれていますが、小学生なら Level6 まで学習すれば十分です。
ただし、塾で方程式を習って頻繁に使う場合は Level7 に挑戦してもいいかもしれません。
計算能力検定は、今のところ会場で試験を受ける形になっています。
もし、コンピュータ試験(CBT)が始まれば一気にメジャー検定になる可能性がありますね。
理事長は、陰山メソッドで有名な陰山英男さん。「ぜひ、よろしくお願いします!」
その他にも計算力を伸ばすことができる検定はいくつかあります。
珠算検定、暗算検定、算数検定などがあります。
子どもの計算力のレベルに応じて受けてみても良いかもしれません。
英語は「リスニング力」でブースト
英語においては「リスニング力」の有無が子どもの学習ペースにかなり影響を与えます。
読むスピードで学ぶよりも話すスピードで学ぶ方が情報量が圧倒的に増えるので当然ですが。
そんな10歳までの子どもには、イメージとリスニングを中心としたテストが効果的です。
このようなリスニング力を測る検定には、英検Jr、JETなどがあります。
これらは、それぞれ英検やTOEICをロードマップに持つので学習が継続しやすいです。
わが家はJETで試験を開始しましたが、外出自粛が求められる現在は「英検Jr.」が便利です。
英検Jr.の公式ページはこちら
なぜなら、英検Jr.にはオンライン版のテストが提供されているからです。
等級 | レベル | 受験料 |
---|---|---|
BRONZE | 小学校低学年を対象としたエントリーテスト | 2,500円 |
SILVER | 小学校中学年程度、BRONZEでの正解率80%以上の児童が対象のテスト | 2,700円 |
GOLD | 小学校高学年程度、SILVERでの正解率80%以上の児童が対象のテスト | 2,900円 |
英語の場合はどこまで学習すればよいというものがありません。
英語力が上がってるなと思ったらサンプル問題でチェックし、テストを受けてみましょう!
ちなみに、上位の英検には4技能を1日で測るコンピュータ試験「英検S-CBT」があります。
レベルアップが進んだらそちらにチャレンジしていくのも1つの手ですね。
それぞれの検定には上位に次のようなテストがあります。
英語検定(英検)、TOEIC(TOEIC、TOEIC Bridge、JET)などです。
子どもの英語のスキルアップに合わせて上位の資格にも挑戦してみても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、子どもにおススメの「資格3選」をご紹介しました。
生涯を通じて役立つ科目だと思ったら、しっかりした基礎力を固めておくのもよいでしょう!
- 定期的にテストを受けることで地味な基礎トレに道筋が見える!
- 1つ1つの階段を丁寧に登っていけば確実に成長できる!
- 自分の好きなタイミングでテストを受けられるCBTを活用してみよう!
- コンピュータ試験を機にパソコンへの興味も育ててみよう!
子どもでも、地図やコンパスがあれば目的地に行く方法を見出すのは難しくありません!
自分の能力を正しく見つめて次の一手を考える。そんなサポートも大事ではないでしょうか。
身につけた基礎力を土台に宇宙の果てまでブーストしましょう!それではー!