みなさん、こんにちは!スタッキーです。
近年では首都圏を中心に中学受験が過熱し、受験者も年々増加しています。
中学受験する場合に考えるのが、どうやって受験対策しようかだと思います。
多くの家庭が塾に通わせることを考えるのではないでしょうか。
自分の子どもを塾に通わせる場合、どこの塾にするかは慎重に決めたいですよね。
このシリーズでは、中学受験の対策で有名な4大塾を徹底解説していきます。
今回は、SAPIXを紹介したいと思います。
この記事は次のような人におすすめ!
・子どもをそろそろ塾に通わせたいが塾選びに悩んでいる
・中学受験で有名なSAPIXがどんな塾なのか知りたい
・SAPIXが自分の子どもに合うかどうか知りたい
・他の塾とSAPIXを比較してみたい
中学受験する方で塾選びや比較をしたい方の参考になれば嬉しいです!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
SAPIXの基本情報
経営と校舎
経営の概要
SAPIXは、サピックス・代々木ゼミナールグループ(SAPIX YOZEMI GROUP)の学習塾です。
そして、SAPIX小学部は、中学受験で高い合格実績を誇る進学教室として知られています。
2010年に代ゼミグループ入りしてからは、他社との提携も活発に行われています。
特に「コアマスターコース」の開設や他塾との提携はグループ経営のメリットと言えそうです。
その教育理念に「正しく考える人」を育成することを掲げています。
これは、正しい思考力、判断力、豊かな創造力や表現力を発揮できる人間を目指すものです。
その意思は、SAPIXの5文字にも込められているようです。
- Science「科学する眼を育てる」
- Art「豊かな感性と創造性を磨く」
- Philosophy「思考力を育てる」
- Identity「個性を大切にする」
- X「「未知数」に挑む」
校舎情報
SAPIX小学部は首都圏を中心に47校舎を展開しています。
首都圏では、東京都に22校、神奈川県に11校、千葉県に6校、埼玉県に4校、展開しています。
また、関西では、大阪府に2校、兵庫県に2校、展開しています。
近くに校舎があるかどうかは、SAPIXの校舎案内ページで探すことができます。
また、SAPIXでは、子どもたちが安心・安全に通塾できるように配慮しています。
例えば、授業後は職員が最寄りの駅まで誘導を行いますし、校舎に警備員も配置しています。
なお、首都圏や関西以外のエリアでは「コアマスター採用塾」が存在します。
コアマスターは、SAPIXの授業をもとにした教材で代々木ライブラリーが発行しています。
SAPIXの個別指導塾であるPRIVATOのコースでも外部生向けに使用されているようです。
近くにSAPIXの校舎がない場合には、採用塾を検討してみてもよいかもしれません。
直近の合格実績
合格者数
2021年の有名難関校の合格実績をまとめてみました。
偏差値 | 学校名 | 合格者数 | |
---|---|---|---|
78 | 筑波大付属駒場 | 男 | 86人 |
78 | 開成 | 男 | 269人 |
77 | 桜陰 | 女 | 160人 |
77 | 渋谷教育学園幕張 | 共 | 380人 |
74 | 慶應普通部 | 共 | 140人 |
74 | 都立小石川 | 共 | 35人 |
開成269名、桜蔭160名を中心に難関6校の合格者の5割以上を占める合格者を出しています。
これらの結果が首都圏の難関中学受験塾としてのブランドを創り出しているようです。
各校の定員数を考えるとかなり高い水準にあることが分かります。
SAPIXのホームページに過去の合格実績も公開されているので一度見てみても良いでしょう。
また、2月末〜3月に入試分析会が開催されます。
入試分析会では、今年の入試結果のほか、今後の入試動向や対策を知ることができます。
校舎別の合格実績
校舎別の合格実績は、2月末にチラシで9校舎の棚に置かれます。
また、SAPIXの校舎別合格実績を集計している「SAPIXER」というサイトも参考になります。
SAPIX公式の情報ではありませんが、保護者を中心に有志で情報を整理しているサイトです。
学習や志望校に関する相談は、相談に応じて各校舎で随時受け付けてくれます。
6年生になると、6月上旬と11月下旬の年2回、進路相談の個別面談があります。
入塾テストと授業料
入塾テスト
テスト概要
SAPIXに入塾するには、入室テストを受験して「基準点」を超える必要があります。
しかし、テストの難易度や受験する時期により、この「基準点」は変動するのです。
とはいえ、何も目安がないと目標が立てづらいので過去の受験結果を収集し整理してみました。
学年 | 配点 | 基準点の目安 |
---|---|---|
新4年生 | 国語 150点(40分)・算数 150点(40分) | 2教科合計:130~140点 |
新5年生 | 国語 150点(50分)・算数 150点(50分) 理科 100点(30分)・社会 100点(30分) |
4教科合計:170~190点 |
新6年生 | 国語 150点(50分)・算数 150点(50分) 理科 100点(30分)・社会 100点(30分) |
4教科合計:170~190点 |
結果は表のようになっており、基礎学力をしっかり固めれば十分とれる点数になっています。
上位クラス(α)を狙う場合は「基準点の1.7倍程度」のスコアが必要になってきます。
その場合は、SAPIXホームページで「各学年のカリキュラム」を確認しておくと良いでしょう。
他塾で学習してきた生徒さんが転塾を狙う場合は、カリキュラム差異が生じています。
そこでスコアを落としてしまうと、上位クラス入りは相当難しくなるからです。
もう一つ注意しなければならないのは、入室募集を停止している校舎があるという点です。
事前にホームページから「募集停止の校舎一覧」を確認しておきましょう。
割引制度
サピックスには授業料免除制度がありません。
難関校の合格実績で高い占有率を誇るサピックスには特待生を集める理由がないのでしょう。
そのため、四大塾の中でもトップクラスの授業料に覚悟を決める必要があります。
年間授業料と特別講習費については次の章で解説しますので参考にしてみてください。
中学受験コースの授業料
年間授業料(入塾費用)
通塾するのにかかる費用には、入室金と授業料があります。
入室金は、どの学年から入っても33,000円で一律となっています。
授業料は、学年ごとに金額が異なり、高学年になるほど授業料は高くなります。
学年 | 入室金 | 授業料(月額) | 授業料(年間) |
---|---|---|---|
4年 | 33,000円 | 41,800円 | 459,800円 |
5年 | 52,800円 | 580,800円 | |
6年 | 59,950円 | 659,450円 |
基本的に教材費用は授業料に含まれていますが、一部のテキストは購入する必要があります。
別途購入するテキストには、理科や社会の学習に使うコアプラスなどがあります。
しかし、より検討が必要なのは豊富に用意されている特別講習の費用でしょう。
特別講習費
学校が長期の休みに入る、春期、夏期、冬期には、特別講習が行われます。
講習名 | 講習費用の目安 | ||
---|---|---|---|
4年生 | 5年生 | 6年生 | |
春期講習 | 26,000円 5日間 |
29,000円 5日間 |
40,000円 6日間 |
夏期講習 | 85,000円 14日間 |
110,000円 20日間 |
170,000円 18日間 |
冬期講習 | 33,000円 6日間 |
37,000円 6日間 |
55,000円 6日間 |
GS特訓 | なし | なし | 40,000円 3日間 |
夏期集中志望校錬成特訓 | なし | なし | 60,000円 5日間 |
正月特訓 | なし | なし | 55,000円 4日間 |
難関校SS特訓 | なし | なし | 280,000円 18日間 |
これに加え、6年生には、正月特訓、夏期集中志望校錬成特訓、GS特訓が設けられています。
そして、6年の下期には、日曜日に難関校SS特訓(サンデーサピックス)が登場します。
9月からの5か月間で開催され、講座14回とテスト4回の全18回で集中特訓を進めていきます。
ちなみに内訳は、「志望校別講座」「単科講座」「合格力判定サピックスオープン」です。
特別講習はすべて申込み制ですが、講習により開催校舎が限定されています。
クラスとカリキュラム
クラスの種別とクラス分けテスト
クラスの種別
SAPIXでは、1クラス15~20名程度の「少人数制」の「学力別クラス」を編成しています。
そのため、新設校や小規模校を除けば、クラスは約15~25段階に分けられることになります。
つまり、クラス数は、各校舎に在籍する生徒の人数によって決まるということです。
それらのクラスは、アルファとアルファベットの2つに大別することができます。
最上位のアルファは「α1」でおおよそ偏差値67以上の生徒が在籍しています。恐ろしいw
難関校を目指すのであれば、ぜひアルファクラスをキープしていきたいところです。
これらのクラスは後述する年9回行われるテストの結果をもとに決定されます。
クラスは、校舎全体の人数と基準点によって上位から「α1」「α2」と決められていきます。
なお、すべてのクラスで使用する教材が共通化されているのは特徴と言えるでしょう。
クラス昇格を目指すヒトは上位クラスと同じテキストで学習を進められる利点があります。
一方、学力や理解度に合わせたテキストにしてほしい場合は合わないかもしれません。
クラス分けテスト
クラス分けは、年6回の「マンスリーテスト」と年3回の「組分けテスト」を元に行われます。
これらの2つのテストは、出題範囲と昇降格範囲が異なります。
学年 | 算数 | 国語 | 理科 | 社会 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間 | 配点 | 時間 | 配点 | 時間 | 配点 | 時間 | 配点 | |
マンスリーテスト | 50分 | 150点 | 50分 | 150点 | 30分 | 100点 | 30分 | 100点 |
組分けテスト | 40分 | 150点 | 40分 | 150点 | 25分 | 100点 | 25分 | 100点 |
マンスリーテストは、直近約1ヵ月の学習範囲から出題され、昇降格は平均3クラス程度です。
昇降格の幅は校舎の規模により異なりますが、偏差値に連動すると考えれば理解しやすいです。
実施月は、4月, 5月, 8月, 10月, 11月, 12月となっています。
組分けテストは、過去のすべての学習範囲から出題され、昇降格に制限はありません。
実施月は、3月、7月、1月となっており、入室テストを兼ねて外部からも受験する人がいます。
そのため、実力に合ったクラスに入るためには「組分けテスト」で失敗しないことが大切です。
普段から復習を重視するSAPIXですが、これらのテスト前は重点的に復習をする週といえます。
平日スケジュールと週末特訓
4年生
4年生は、「思考する力」「記述する力」を身につけていく時期に位置づけられています。
1週間のスケジュールは、2日の通塾で構成されており、17時~20時の時間枠で進みます。
通塾日は基本的に授業を行いますが、月1回の頻度でマンスリー確認テストが組み込まれます。
週2日行われる授業のうち、1日は算数A/B・理科、もう1日は国語A/B・社会で進んでいきます。
ちなみに、授業が開催される曜日は校舎によって異なります。
1コマは60分、学習のペースを維持しつつ基礎力を固めていく内容になっています。
5年生
5年生は、培った「確固とした基礎力」をいっそう充実させる時期に位置づけられています。
1週間のスケジュールは、3日の通塾で構成されており、17時~20時の時間枠で進みます。
通塾日は基本的に授業を行いますが、月1回の頻度でマンスリー確認テストが組み込まれます。
授業は、「月曜」が算数A/B、「水曜」が国語A/B、「金曜」が理科・社会で進んでいきます。
1コマは90分、入試に向けて本格的に学習の難易度をあげていく内容になっています。
6年生
6年生は、多様な問題を繰り返しながら「実力」をアップさせる時期に位置づけられています。
1週間のスケジュールは3日で構成されており、平日は平常授業、土曜は志望校別特訓です。
平日は基本的に授業を行いますが、月1回の頻度でマンスリー確認テストが組み込まれます。
1コマは80分、実戦レベルの問題にあたり知識の適用方法などを磨く内容になっています。
授業は、「火曜」が算数A/B・理科、「木曜」が国語A/B・社会となっています。
一方、土曜は14時~19時の時間枠で「土曜志望校別特訓(土特)」が行われます。
1コマは75分、難易度別のプリントを使い、算数・国語・理科・社会の問題を解いていきます。
また、オプションで日曜に「サンデーサピックス(SS特訓)」を受けることも多いようです。
テキストの種類と補助教材
主教材と副教材
SAPIXの教材は、そのほとんどがプリントかつ授業当日に配布されるという特徴があります。
言い換えれば、一部の教材を除いて年間授業料に教材費用が含まれているということです。
それがゆえ、基本的に教材は市販されておらず、塾生になることでしか手に入れられません。
ただし、コアプラスなどの一部の副教材はWebサイトで購入することができます。
学年 | 教材名 | 教科 | |
---|---|---|---|
4年生 | 主教材 | デイリーサピックス | 算数・国語・理科・社会 |
副教材 | 基礎力トレーニング・基礎力定着テスト | 算数 | |
言葉ナビ | 国語 | ||
5年生 | 主教材 | デイリーサピックス | 算数・国語・理科・社会 |
副教材 | デイリーサポート・基礎力トレーニング・基礎力定着テスト | 算数 | |
言葉ナビ | 国語 | ||
コアプラス | 理科・社会 | ||
6年生 | 主教材 | デイリーサピックス | 算数・国語・理科・社会 |
ウィークリーサピックス(土曜志望校特訓) | 算数・国語・理科・社会 | ||
サンデーサピックス(難関校SS特訓) | 算数・国語・理科・社会 | ||
副教材 | デイリーサポート・基礎力トレーニング・基礎力定着テスト | 算数 | |
言葉ナビ | 国語 | ||
コアプラス | 理科・社会 |
SAPIXは、このオリジナルのプリント教材に力を注いでいます。
入試問題を常に分析し、開発スタッフと講師で教材開発を行い内容を更新しているようです。
平常授業で使う主教材の「デイリーサピックス」には特に力を入れているようです。
学年ごとに、興味を引き出しつつ思考力をやしなえる工夫が盛り込まれています。
補助教材
必修の教材の他に、SAPIXの校舎で購入できる補助教材がいくつかあります。
学年 | 教材名 | 教科 | テキスト価格 |
---|---|---|---|
4~6 | 白地図トレーニング帳 | 社会 | 1,100円 |
5~6 | 年表トレーニング帳 | 社会 | 1,100円 |
5~6 | コアプラス | 理科・社会 | 各1,571円 |
1~6 | SAPI×漢 | 国語 | 1,540円 |
6 | 漢字の要 STEP1 マスターブック | 国語 | 1,320円 |
6 | 漢字の要 STEP2 単元別基礎演習 | 国語 | 990円 |
6 | 漢字の要 STEP3 入試実践演習 | 国語 | 990円 |
5~6 | ベイシック 基本60問 | 算数 | 各880円 |
5~6 | 標準20回テスト | 算数 | 各1,100円 |
3~6 | パワーアップトレーニング | 算数 | 各1,320円 |
5~6 | 中学入試用サピックス重大ニュース | 社会 | 1,760円 |
4~6 | 新小学問題集 中学入試編Ⅰ~Ⅲ | 算数・国語・理科・社会 | 各5,665円 |
授業で使用する教材ではありませんが、基礎力の定着がはかれる教材です。
これらの教材は、SAPIXが監修した問題集や参考図書で授業との親和性も高いです。
ただし、授業で使用する教材をこなしていくことが一番重要です。
そのため、余力がある場合や弱点が明確な場合に絞り、購入を検討するのが良さそうです。
一部の教材は各校舎で内部性にのみ販売されており、購入時に生徒証が必要なものもあります。
曜日によって各校舎の販売時間が異なるため事前に確認しておくのがおススメです。
学習サポートと公開テスト
学習サポート
復習中心の学習法
SAPIXでは、オリジナル教材による反復学習で内容を定着させるスタイルを採っています。
カリキュラムは、A授業・B授業・総合と最低3回こなせるようプログラムされています。
また、授業で学び、自宅で復習し、再度授業でテストするという流れを徹底しています。
このように1つの単元をくり返し学ぶ仕組みは、らせん構造の知識習得を可能にしています。
反復回数は年間を通じてさらに多くなり、レベルも徐々に引きあがっていくのです。
授業で配布される「オリジナル教材」は、全てのクラス(α~A)で同じです。
そして、授業で解かなかった問題や理解が不十分な問題は、家庭で学習することになります。
これが「SAPIXは宿題が多い」という学習サポート上の課題につながっているようです。
なぜなら、子どもの学力により問題を解くスピードや定着までの反復回数は異なるからです。
すべての問題を解ききれない場合は、授業で扱った問題や間違えた問題に集中します。
SAPIXの授業は、一般的な講師が一方的に講義をおこなう授業とは異なります。
小テストと黒板授業を組み合わせ、生徒と対話しながら進めていくスタイルになっています。
また、授業後には「質問教室」が設けられ、分からないところを質問することができます。
学年が上がるほど質問する機会も増えるため、テスト前は混雑する傾向があるようです。
特に算数は難しいため混むことが多く、帰宅が遅くなってしまうこともあります。
塾が主催する公開テスト
学力測定テスト
SAPIXが主催しているテストで外部生に公開されているテストは主に2つあります。
それは、「組分けテスト」と「実力診断サピックスオープン」です。
テスト名 | 対象学年 | 実施月 | 受験料 |
---|---|---|---|
組み分けテスト | 全学年 | 3月・7月・1月 | 3,300円(税込) |
実力診断サピックスオープン | 4・5年生 | 9月(4年生)・5月(5年生) | 3,300円(税込) |
組分けテストは、SAPIX生のクラス分けを目的としていますが入室テストにも対応しています。
実力診断サピックスオープンは、将来の志望校判定に向けて学力を把握していくものです。
塾生向けのテストを外部からも受験可能にしている印象が強くなります。
外部活用の観点としては、成績が高いレベルで安定している場合の腕試しなどが考えられます。
ただし、カリキュラムの進度がやや早めなので、十分に先取り学習をしてから臨みましょう。
志望校判定テスト
学力をはかるテスト以外に、志望校への合格判定を行うための公開テストがあります。
5年生の9月と10月に開催されるのが「志望校診断」サピックスオープンです。
このテストは、志望校をこれから決めていくために受験する生徒が多いようです。
テスト名 | 対象学年 | 実施月 | 受験料 |
---|---|---|---|
志望校診断サピックスオープン | 5年生 | 8月・11月 | 4,400円(税込) |
志望校判定サピックスオープン | 6年生 | 4月・6月 | 6,050円(税込) |
合格力判定サピックスオープン | 6年生 | 9月~12月 | 6,050円(税込) |
学校別サピックスオープン※ | 6年生 | 9月~12月 | 6,050円(税込) |
※模試対象校:開成・麻布・武蔵・筑駒・駒場東邦・栄光学園・慶應普通部・早稲田・早大学院・聖光学院・灘・桜陰・女子学院・雙葉・フェリス・豊島岡・慶應中等部・慶應湘南藤沢・早稲田実業・渋谷幕張・渋谷渋谷
6年生には「志望校判定」「合格力判定」「学校別」の3つのサピックスオープンがあります。
各テストでは受験前に志望校を記入してからテストを受けます。
そして、テストの結果から志望校への合格可能性を判定してくれる公開テストです。
学校別サピックスオープンは、主要な難関校を対象にした模試です。
そのため、受験校を意識した本番さながらの模試となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、中学受験の4大塾「SAPIX」についてご紹介しました。
SAPIXは、難関中学受験塾として有名ですが、基礎力を固めるプロセスも秀逸に思えました。
- 膨大な宿題を繰り返す反復型のカリキュラムを特徴にもつ
- クラス替えが頻繁に行われるので競争心のある子どもには向いている
- ハイレベル・ハイスピードな授業についていければ難関校も狙える
- テキストの性格や取り回しを理解しないと学習サポートが難しい
SAPIXでは、マイページ登録することで入室説明会の動画を見ることができます。
また、入室テストと同時に体験授業を受けることができます。
興味があるなら、まずは、動画を視聴して入室テストを申し込んでみましょう。
SAPIXと並んで有名な4大塾に四谷大塚や早稲田アカデミーがあります。
これらの塾についても知りたいという方はこちらもご覧ください!
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