みなさん、こんにちは!スタッキーです。
最近は小学校にもプログラミング教育が加わり、時代も変わったなぁと感じています。
わが子ボヤッキーも朝から学校用タブレットをちょこちょこ操作しています。
でも、せっかくなら本気でプログラミングスキルを高めてあげたいなとも思うのです。
そして、こういう新しい領域を始める時は「夢中」になることがとても大事な気がします。
ということで、今回はロボットで遊びながらプログラミングを学んでみたいと思います。
この記事は次のような人におすすめ!
・プログラミングの学習を始めようと思っている
・学習のスキマ時間でテクノロジをたしなんでいきたい
・楽しく遊びながら学べるSTEAM教材を探している
・新しい物好きな子どもに手を焼いている
子どもを真のデジタルネイティブにしたいと思っている方は必見です!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
スフィロ・ボルトを購入してみた件
プログラミングロボットとの出会い
アップルストアでMacを眺めていたときに店員からプログラミングの話をききました。
そのことがきっかけで、わが子ボヤッキーはアプリ作りに興味を持ち始めました。
しかし、いきなりコードを書いて心を折られてもシンドイので何か間にはさみたいところ。
自宅学習のスキマ時間でデジタルに触れられたらと思っていたので、今がその時かも。
そこで出会ったのがプログラミングロボット「Sphero(スフィロ)」です。
これは、自分でプログラミングしながら、ロボットを動かすタイプのおもちゃです。
スフィロシリーズには、プログラミングのレベルに応じて3つのロボットが出ています。
- プログラミングの初級者向けエントリーモデル「スフィロ・ミニ」
- 初心者から上級者まで、幅広い層に対応した「スパーク・プラス」
- LEDドットスクリーンと新たなセンサーを搭載した「スフィロ・ボルト」
どうせやるなら、やれることは多い方がいいってことで「スフィロ・ボルト」で即断!
あとは何か理由をつけてプレゼントできればオッケーかな。タイミングが肝心。
未来への扉を開くような気持ちで開封
購入した「スフィロ・ボルト」が到着したので、親子でワクワクしながら開封しました。
箱には、球体のロボットが全面にデザインされ多言語でロボットの特徴が書かれています。
スリーブの中にブルーの箱があり、箱を開けると中に球体のロボットが眠っています。
透明の球体の中には、基盤とドットスクリーンがあり未来感があります。カッコイイ!
ロボットは、野球ボールくらいの大きさです。重さは640gで思ったよりも重く感じます。
完全防水のロボットなので、陸だけでなく水の上でも動かせる構造になっています。
箱の中には、球体ロボットの他に充電台、充電用ケーブル、ステッカーが入っています。
充電台の上にロボットを乗せるだけのワイヤレス充電は手間がかからないのは嬉しいです。
初めてのロボットとの対面にテンション上がり、動かしたい欲が出てきます!
謎の丸いボールに命を吹き込む瞬間
すぐにロボットを動かしたくなりますが、充電しないと動かないので少し我慢です。
また、ロボット動かすには、アプリ「Sphero Edu」のダウンロードが必要です。
「Sphero Edu」は、ロボットを動かすためのプログラミング用のアプリです。
アプリは、iOS、Android、Kindle、ChromeOS、macOS、Windowsに対応しています。
タブレットにアプリをインストールして学習者用のアカウントを作成してログインします。
ログイン後、タブレットをロボットへ近づけるとBluetoothで接続できるようになります。
接続が成功すると、ロボットがピカーンと光ります。これで球体に命が宿りました!
このアプリの中には、ロボットを動かすためのレッスンが用意されています。
レッスンを進めていくにつれて、プログラミングが学べるようになっています。
スフィロ・ボルトが持つ3つのプログラミング
ドロー・プログラミング
ドロー・プログラミングは、指でなぞった通りにロボットを動かすことができます。
線や形をキャンバスに描いて、スタートボタンを押すと描いた通りに動きます。
大きくマルを描き動かしてみたところ、ロボットが猛スピードで壁に激突しました。
頑丈なので壊れませんが、せまい部屋では直ぐに激突するのでストレスがたまります。
色々動かしてみたところ、ドロー・プログラミング用キャンバスは、1マス=1mです。
なので、せまいわが家でロボットを動かすには、稼働範囲を考えて描く必要があります。
別売りのロボットを保護するカバーを付ければ汚れを気にせず外で思いきり動かせます。
ジャイアントコーン至福の生キャラメルを25本がまんするだけっ!だけっ!だけど。。
ロボットの速度や向きは簡単に変更可能で、はじめはゆっくり目にしておくと安心です。
何度も試すとロボットの動きやコツがわかってきます。一筆書きだと滑らかに動きます。
カラーパレットもあり、描く線の色を変えるとLEDライトの色も変わります。
三角形や渦巻きなどいろんな色の線で描いてロボットを動かして遊べます。
ブロック・プログラミング
ブロック・プログラミングは、プログラムコードの要素がブロックで用意されています。
ブロックの1つ1つにコマンド(命令文)が埋め込まれていると考えるとわかりやすいです。
このブロックをパズルのように組み合わせ、ロボットに命令して動かしていきます。
小学校の授業でも扱うブロック・プログラミングツールと似たような操作です。
有名なツールには、「Scratch(スクラッチ)」や「Viscuit(ビスケット)」などがあります。
色々な役割を持つのブロックがあり、キャンバスにドラッグして組み合わせていきます。
日本語の簡単な説明と英語ですが動画のガイドもあり、子どもでも直感的に操作できます。
ブロックで繰り返しや条件分岐、変数を使ったプログラミングの基礎を学習できます。
ブロックには以下のような役割が用意されています。
ブロックカテゴリ | 役割の内容 | ブロックの色 |
---|---|---|
動作 | ロボットを走らせたり、方向転換させたり、止めたりします。 | 水色 |
LEDライト | LEDスクリーンの光の色を調整します。 | 緑 |
サウンド | 内蔵された音センサーを調整して音やおしゃべりさせたりできるようにします。 | 赤紫 |
コントロール | 同じ繰り返しの処理や条件分岐で異なる動きをさせることができます。 | 紫 |
演算子 | 数値の計算や文字列のつなぎ合わせができます。他のブロックと組み合わせて使用します。 | 青 |
コンパレーター | 2つの値を比較して結果を真(truth)と偽(false)で判断します。条件分岐などと組み合わせて使用します。 | 青紫 |
センサー | ロボットの速度や内蔵センサー傾きから色や音を出すことができます。 | 灰色 |
イベント | ロボットがぶつかった時や充電などのイベント発生時に新たな動きを設定します。 | 黒 |
変数 | 新たに自分用の文字列や数値、真偽、色のブロックを作り他のブロックと組み合わせて使用できます。 | ピンク |
関数 | まとまった一連の処理(プログラム)が組み込まれたブロックを作り、プログラミング作業をコンパクトにします。 | 黄緑 |
複雑な入れ子構造もブロックが枠のように表示されるので、子どもでも理解できます。
あまりのブロックのわかりやすさに感動し、自分の若い時に欲しかったと思ったほどです。
正方形に動き続けるループや、条件分岐を使って鳴らす音を変えたりして遊んでみました。
想定外だったのは、音はロボットからではなく操作しているデバイスから鳴ることです。
テキスト・プログラミング
スフィロは、ドローやブロックだけでなく「テキストプログラミング」を持っています。
つまり、ブロックプログラミングで構造に慣れたら、次のレベルが用意されているのです。
これまでと同じ環境で本格的なプログラミングに挑戦できるのはかなりうれしいですね。
この仕組みは、プログラミング学習のハードルをかなり引き下げてくれる気がします。
スフィロのロボットに使用されているプログラミング言語はJavaScriptです。
JavaScriptは、Webサイトなどで使われ初心者でも始めやすい言語として有名です。
テキストモードで開始すると、JavaScriptの概要を簡単にガイドしてくれます。
テキストプログラミングと言っても、いわゆるコードエディタの機能はあります。
予測変換で打ち込むのを助けてくれたり、コードの見た目を綺麗に整える機能があります。
ただ、テキストでプログラミングするには、JavaScriptの知識は必要になります。
「ハロースタッキー!」と言って色を変えながら四角形に動くプログラムを作ってみました。
コードを書くのが難しくても、あらかじめ用意されたサンプルプログラムもあります。
サンプルは、基本的にブロックコードですがJavaScriptに変換でもできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「スフィロ・ボルト」についてご紹介しました。
スフィロ・ボルトは、遊びながらプログラミングを学習するにはおすすめです。
- 初心者でもロボットを動かして「命令」の感覚を掴むことができる
- ブロックプログラミングはパズルのように「構造」を理解させてくれる
- 色や音などの多彩な「パラメーター」が子どもの実験心をくすぐる
- 机上の学習に疲れた子どもにはロボットによる学習が癒しを与えうる
自分の作成したプログラムは、保存しておくことができるのでいつでも再開可能です。
普段の学習のスキマの息抜きに遊びながらプログラミングセンスを磨きましょう!
今後も子どもの興味を引きだすマテリアルをご紹介していきたいと思います!