みなさん、こんにちは!スタッキーです。
理科の生物で植物は覚えることが多く、学習してもすぐ忘れてしまいませんか?
特に植物の葉・茎・根や光合成と呼吸のはたらきは、間違えやすいです。
どっちが師管だったかな?とか、光合成と呼吸の特徴や式が混ざってしまったり・・
今回は、植物の成長についてチートシートにまとめてみました。
いつでも目に入るようにしておくことで、知識の定着に役立ちます。
チートシートもダウンロードできますのでよろしければ活用してみてください!
この記事は次のような人におすすめ!
・植物の成長で試験に出る重要ポイントをおさえたい
・覚えにくい葉・茎・根の知識をすぐに確認したい
・植物の問題は試験では取りこぼさないようにしたい
覚えた植物の知識定着をはかりたい方は必見です!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
植物の成長を支える根・茎・葉
養分を取り入れる根のはたらき
双子葉や単子葉の植物は、根・茎・葉の3つの部分でその成長を支えています。
植物の根には、土の中の水や、水に溶けている養分を取り入れる役割があります。
より多くの水分や栄養を吸収するため、根毛という細かい毛のような根があります。
植物の種類によって根の形状には違いがあり、この違いは試験でもよくでるようです。
双子葉植物の根は、主根と側根でできており、単子葉植物の根はひげ根といいます。
また、植物の根には成長点という部分があり、ここで新しい細胞を作り出しています。
さらに、根の先端には根かんと呼ばれる部分があり、成長点を守る役割があります。
水と養分を運ぶ茎のはたらき
植物の茎は、水や養分の通り道となり、植物全体に養分を輸送する役割があります。
水の通り道は道管、養分の通り道は師管とよばれ、茎から葉まで巡らされています。
特に道管は、水を輸送するだけなので栄養を使わないよう死んだ細胞でできています。
茎の断面をみると、道管が内側、師管が外側にありますので、ここは要チェックです。
双子葉植物は、道管と師管の他に形成層とよばれる部分があり、茎を太くします。
形成層は、新しい細胞を作って茎を太くして成長させる役割を持っています。
しかし、単子葉植物には、形成層はありません。なので、茎が太くならないんですね。
道管と師管、双子葉植物の場合は形成層も含めて、これらを維管束と呼びます。
維管束は、双子葉植物は輪状、単子葉植物は放射状(ばらばら)なのが特徴です。
光合成と呼吸をおこなう葉のつくり
双子葉植物の葉は広く、網目状の葉脈があります。葉脈とは、葉の筋のことです。
単子葉植物の葉は細長く、葉脈は並行なのが特徴ですので、違いは抑えておきたいです。
葉脈には、道管と師管が通っているだけでなく、葉をじょうぶに保つ役割もあります。
葉の本体は、おもに3つの部分、葉身・葉へい・たく葉でできています。
葉身は葉の本体、葉へいは葉を支え、たく葉は芽生えの時に葉身を保護します。
葉の表面は、日光が当たるので光合成しやすいように葉緑体が多い組織で構成されます。
この組織のことを柵(さく)状組織といい、隙間なく柵のように細胞が並んでいます。
葉の裏面は、呼吸をしやすくするため隙間の多い細胞がまだらに並んでいます。
この組織のことを海綿(かいめん)状組織といい、気体が出入りしやすくなっています。
また、葉の裏側には気体が出入りする気孔とよばれる出入り口があります。
根・茎・葉のつくりと特徴をいつでもチェックできるようチートシートにまとめました。
テキストを見ていても知識が体系化できませんが、シートにまとめるとスッキリします。
植物の成長パワーを作り出す光合成と呼吸
光合成のはたらき
植物の成長にはエネルギーが必要です。そのために行われるのが光合成と呼吸です。
光合成とは、植物がでんぷんと酸素を作り出すはたらきのことをいいます。
日光と空気中や水中の二酸化炭素、根から取り入れた水分で光合成をしています。
光合成に必要な3つの材料と、光合成によって何ができるのかを覚えましょう。
でんぷんを作る光合成の活動は、葉の緑色の部分である葉緑体で行われます。
作られたでんぷんは水に溶けやすい糖に変化し、植物の成長のために使われます。
光合成をするときに発生した酸素は、葉の裏にある気孔から空気中に放出されます。
光合成は、 植物に日光が当たる昼間だけに行われる活動です。
呼吸のはたらき
植物も人間と同じように呼吸をしており、植物の体全体の細胞で呼吸が行われます。
呼吸は、植物の発芽や成長、開花などあらゆる活動のためのエネルギーとなります。
光合成によって作られたでんぷん(糖)と酸素を使って呼吸をしています。
呼吸によって二酸化炭素と水が作られ、葉の裏にある気孔から放出されます。
ちなみに、この気孔から水を水蒸気として出すはたらきを蒸散(じょうさん)といいます。
蒸散は、植物内の温度や、吸収している水分量の調整を調整する役割を持っています。
光合成は日光が当たる日中だけ活動しますが、呼吸は昼夜関係なく1日中行われます。
ここまで根・茎・葉や光合成や呼吸について覚えておきたい基本をご紹介しました。
覚えることが結構あり、知識をまとめておきたいなと思いチートシートにしました。
普段から目に入るように家の中に貼っておいて、テストするようにしています。
また、知識の定着には繰り返しのインプットとアウトプットが必要です。
中学受験に必要な基本知識をまとめた暗記カードも作ってみました。
興味ある方は、ご覧になってみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「植物の成長」をご紹介しました。
植物が成長するための根・茎・葉の役割や光合成や呼吸は試験によく出る定番です。
根・茎・葉のつくりやはたらきを理解してからのほうが光合成や呼吸を覚えやすいです。
- 根・茎・葉の役割を抑えどのように植物を支えているかを理解しよう
- 光合成は水と二酸化炭素と日光からでんぷんと酸素を作り出す
- 呼吸は作られたでんぷんと酸素から二酸化炭素と水を作り出す
植物分野は、覚えれば得点できますのでこの機会に覚えてしまいましょう!
チートシート「植物の成長」のダウンロードはこちら(無料)理科は、整理された知識を何度も見ることで、脳内で体系化されラクに覚えられます。
今後も学習がはかどるチートシートを増やしていきたいと思います!