みなさん、こんにちは!スタッキーです。
鍵などのアイテムの紛失防止や、子どもの見守りなどに使えるとウワサのアップルのAirTag(エアタグ)をご存知ですか?
わたしも普段の生活の中で、ふと子供の帰りが遅いなと感じたりすることがあり、そんなときにさっと確認できればいいなとは思っていました。
そこで、エアタグを購入し実際に試してみることにしました。
今回は、このエアタグについて、実施にできることやメリットなどを解説していきます。
この記事は次のような人におすすめ!
・エアタグを子どもに持たせてみたいけど迷っている
・子どもの帰りや居場所の心配を無くしたい
・他の類似製品との違いや迷子防止にどのくらい役立つのか知りたい
この記事を読むとわかること
・エアタグで何ができるのか、用途と使い方
・エアタグを利用するメリットと注意点
・子どもにエアタグを持たせても大丈夫なのかどうか
エアタグを利用しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
エアタグとはどんなものなのか
エアタグを買おうと思ったきっかけ
子どもの居場所が一度気になり出すと、いよいよ心配になってきます。
そんなとき、サッとどこにいるのか確認できるといいな〜と思っていました。
わが家でエアタグを導入しようと決断したのは、子どものお迎えがきっかけでした。
学校からの帰宅時間帯に雨が降りだしたので、傘を持って迎えに行ったんです。
そうしたら途中で行き違いになり、わたしが近所をぐるぐるめぐっている間に子どもが家に帰っていたという気遣いが水の泡になる事件がありましたwしかも2回。
こんなとき、今どこいるのか居場所がわかると助かるな〜と痛感しました。。
これまでも、子供の見守り用のGPSサービスなどはありました。
しかし、サービスの利用が高いのと、こまめな充電が必要なものばかりでした。
私のようなズボラが継続利用するのには手が出ませんでした。
エアタグの基本情報をおさらい
アップルのエアタグは、鍵や財布などのアイテムにつけておきます。
そして、iPhoneからいつでもどこにあるか発見してくれるのが基本機能です。
エアタグは、1つ3,800円(税込)で購入できます。
500円玉より少し大きいサイズのコイン型で、軽いです。
バッテリーも、コイン型のリチウム電池 CR2032で1年間ほど持つようです。
Appleストアで買うとエアタグの裏側に無料で刻印することができます。
ただし、刻印すると発送までに1週間程度時間がかかります。
すぐに欲しい方は、Amazonで購入するのがおすすめです。在庫があればすぐ届きます。
本体が小さくてツルツルしていますのでそのままだとエアタグを無くしそうですw
エアタグを専用のケース入れてキーホルダーのようにして取り付けることができます。
なので、エアタグと合わせてアクセサリーも合わせて手に入れておくと安心です。
エアタグは簡単な設定ですぐ始められる
アップルのエアタグが届いたのでさっそく開けて設定してみます。
エアタグを包んでいるフィルムをはがしていくと電池がONになります。
ピロピロ♪というかわいい音が鳴り、iphone画面にエアタグが検出されます。
ここから設定していきます。
設定は簡単3ステップで完了。カンタンです。
1:iPhone画面に表示された接続ボタンを押す
2:エアタグの名称を設定してちょっと待つ
3:完了ボタンを押す
ちなみに、エアタグの設定ができるデバイス、対応iOSバージョンは以下の通りです。
iOS 14.5以降のiPhone、iPod touch、またはiPadOS 14.5以降のiPad
事前に、自身のデバイスを確認しておくと良いですね。
設定したエアタグを確認するには、iPhoneの「探す」アプリを起動します。
このアプリは、iPhoneにあらかじめ入っています。
アップル最強の「探す」ネットワークを活かして追跡
エアタグのトラッキングの仕組み
基本的にエアタグを追跡する仕組みには2種類あります。
1つは、自分のBluetoothで探す仕組みです。
家の中などの狭い範囲では、Bluetoothで接続しエアタグを検出します。
Bluetoothで接続できる範囲は10m程度です。
この詳細に探す機能は、iPhone 11以降に搭載されているU1チップの機能を使っています。
エアタグの詳細な位置を方向や距離でアプリに表示してくれます。
もう1つは、エアタグが外など離れたところにある場合です。
エアタグが10m以上離れた場合には、Bluetoothで検出できなくなります。
その場合には、iPhoneにあらかじめ入っている「探す」アプリを起動します。
アップルユーザーが持つネットワークが活かされるのがここからです。
エアタグが、持ち主のiphoneのBluetooth圏外になってからが本領を発揮します。
エアタグの近くのアップルデバイスがBluetooth信号でエアタグの位置情報を拾います。
アップルのデバイス同士がBluetoothで互いに通信しながら、持ち主にエアタグの位置情報を届けてくれる仕組みになっています。これはすごい。
気になるエアタグのセキュリティ
世界中のアップルデバイスがエアタグを探し出す機能はすごいですよね。
でも、エアタグの位置情報や持ち主の情報は漏れないのかセキュリティが心配です。
結論からいうと、プライバシーを保護された設計になっているため大丈夫です。
エアタグを「探す」ネットワークとの通信は暗号化されています。
また、持ち主だけがエアタグの位置情報がわかるようになっています。
なので、他の人にエアタグの位置が漏れるということはありません。
プライバシーは厳重に保護されているので安心して使えます。
また、エアタグが盗まれて悪用されるのではないかと思いました。
しかし、エアタグの初期化はエアタグを認証したiPhoneが必要になります。
なので、エアタグを盗んでも悪用することは難しそうです。
アップルのエアタグは最強のトラッカー
これまでも、スマートタグやアイテムトラッカーなどと呼ばれるものはありました。
今回、わが家でエアタグを使用する用途は、紛失防止と、見守りです。
なので、アイテムトラッカーと子どもの見守りGPSサービスと比較してみました。
●アイテム紛失防止トラッカー
製品名 | 値段 | ポイント |
---|---|---|
Qrio Smart Tag | 3,980円 | 専用アプリとセットで使う。 ソニーによるデザインでオシャレ。 スマホのシャッターボタンとしてつかえる機能なども搭載。 |
TrackR pixel | 2,980円 | 専用アプリとセットで使う。 Bluetoothの通信が遮断されるとすぐに音がなる。 |
Tile | 2,500円 | 専用アプリとセットで使う。 JapanTaxiのタブレット搭載タクシーがアクセスポイントに なっている。 スマートスピーカー対応。複数モデルある。 月額360円で検知ログやスマホを鳴らす機能が使える プレミアムメニューがある。 |
MAMORIO | 3,500円 | MAMORIOスポットと連携して探す。 メトロやJRと提携している。 音を鳴らす機能が無い。 電池が切れたら新しくMAMORIOを購入する必要がある。 |
ほとんどのトラッカーは専用のアプリとセットで使います。
これらのトラッカーは、広域での検知機能はあるものの、位置情報の送信は同アプリを利用しているユーザーでないと対応できません。
ユーザーが少ないエリアでは、探し出すことはほぼ不可能となります。
広域で探す機能については、Appleのユーザーのネットワークが使えるエアタグの方が探しやすいといえそうです。
●見守りGPSサービス
製品名 | 値段 | バッテリー |
---|---|---|
子供用GPS 「みもり」 |
本体価格 税込8,580円 月額 (税込748円) |
電池:充電式 電池持ち:約2週間 バッテリ容量:1350mAh |
まもサーチ | 本体価格 税込5,980円 月額528円 年額5,500円 |
電池:充電式 電池持ち:約2週間 バッテリ容量:ー |
みてね みまもりGPS |
本体価格 税込5,280円 月額528円 |
電池:充電式 電池持ち:約2週間 バッテリ容量:1800mAh |
AI みまもりロボット GPS Bot |
本体価格 税込5,280円 月額528円 |
電池持ち:約2週間〜1ヶ月 電池:充電式 バッテリ容量:1400mAh |
soranome ソラノメ |
月額¥539 本体価格 ¥14,520 初期事務手数料 税込3,300円 |
電池持ち:最大1週間 電池:充電式 バッテリ容量:700mAh |
GPSサービスは、どの機器も精度の高いGPS機能を搭載しています。
電波の届かない山などでも位置を知らせてくれます。
しかし、本体代の他に月額の運用費用がかかります。
また、バッテリーが充電式なのでこまめに充電が必要になります。
本格的に子どもの見守りに使いたい時に使うサービスかなと思います。
アイテムの紛失防止トラッカーや見守りGPSを比較してみると、探す性能とコスト、使いやすさを比較すると、エアタグがコストパフォーマンスが良い製品だなと思いました。
ユーザーがエアタグをなくした場合、アプリで「紛失モード」に設定します。
わが家では子どもと待ち合わせする時にこのモードに設定します。
この時に、Appleユーザーが近くを通った場合にエアタグを検知します。
そして、検知したユーザーにエアタグ持ち主の連絡先が表示されます。
連絡先はあらかじめ事前に設定しておく必要があります。
このエアタグの検知は、Android端末でも検知することができます。
Android端末でも、それをAirTagに近づけることで連絡先情報を表示されます。
ただし、この連絡先の検知が可能なのは、NFC対応しているデバイスのみです。
AppleデバイスもAndroid端末もNFC対応しているもののみ検知可能です。
NFCとは、Near Field Communicationの略です。
通信距離は10cm程度で端末を「かざす」だけで簡単にデータ通信できる機能です。
エアタグを使用してみてわかったこと
子どもの見守りに使ってみた
子どもが遊びに行くというので早速エアタグを持たせて出かけてもらいしました。
街中の公園で遊んでもらいましたが、やはり近くにiPhoneユーザーがいないと位置がわかりません。
ただ、人通りの多い道人出ると位置情報を検知し位置がわかるようになりました。
人通りのある街などでは効果を発揮してくれます。
公園など人との距離があるところではイマイチという結果です。
キャンプ場など電波が届かない場所や人気が少ないところでは使えないですね。
ただ、日常の行動範囲のなかで使う分には有効かなと思いました。
あと、人が行き交う街中で待ち合わせする時などには使えそうです。
エアタグが使えるかは近くにどれだけAppleユーザーがいるかにかかっていますね。
エアタグのメリット・デメリット
エアタグを使ってみて、メリット・デメリットと感じたことをまとめたいと思います。
メリット1:カンタンに使える使い勝手の良さ
まず、製品を開けてから設定するまでが説明書要らずでカンタンでした。
あっという間に使えるようになるのはさすがアップルだなと感心しました。
iPhoneにあらかじめ入っている「探す」アプリが使えるのも便利です。
新たにアプリをインストールする手間がないところも助かります。
メリット2:月額利用料がかからない
見守りGPSサービスは、本体代金のほかに月額費用がかかります。
この運用費用は積み上げるとかなりの費用になります。
それを考えると、エアタグは買い切りで3,800円で使えるのでお得です。
エアタグの電池も1年持つのも個人的には嬉しいです。
充電式でなく、電池を入れ替えてすぐ使えるところもお気に入りです。
見守りGPSサービスの機器は、充電式で頻繁に充電が必要になるため、わたしにはとても運用できないなと思いました。。
メリット3:「探す」精度の高さ
エアタグのようなトラッカーの価値は、近くにどれだけユーザがいるかがポイントになります。
これまでもさまざまなトラッカー製品が出てきていますが、トラッカー専用のアプリを入れているユーザーでトラッカーを検知するネットワークを作ることが難しいように思います。
一方、エアタグの「探す」ネットワークの仕組みは、世界中の数十億台のAppleデバイスによって作られています。
特に日本は、他国と比較してもiPhoneユーザーが非常に多いです。
他製品と比べると、エアタグを探し出すネットワークの精度は群をぬいて高いといえます。
デメリット:エアタグのアクセサリが高い
エアタグは、コイン型でデザインもオシャレでかわいく、気に入っています。
そのままだと小さくて扱いにくいので、カバーやケースに入れたくなります。
しかし、このケースがけっこう高いですw
4個売りでまとめて売られているものが多く、1個だけ欲しい場合は割高になります。。
もう少し、リーズナブルになってくれると嬉しいですね。
エアタグを利用するときの注意点
エアタグの利用で、気をつけた方がいいなと思ったことがいくつかありましたのでまとめてみます。
これから、エタアグを利用する人の参考にもなれば嬉しいです。
エアタグの警告音がなるタイミング
エアタグは、設定したiPhoneとのBluetooth接続が切れると音がなるようになっています。
当時Appleの公式発表では、3日間離れると音が鳴るとのことでした。
3日間も離れることはないから大丈夫だな〜と思っていました。
ところが、機能アップデートにより、8〜24時間の間のランダムなタイミングで音が鳴るように改善されています。
8時間以上子どもと離れる可能性がある場合には、音が鳴っても問題がないか確認して持たせる必要がありますね。
電波が届かないところでは使えない
電波が届かないところでは位置情報を更新することができないため、エアタグを「探す」ネットワークは使うことができません。
山など電波の届かないところでは使えないので、見守りや迷子防止の目的で使うなら都市部で使うようにしようと思っています。
機能アップデートのチェック
エアタグは、定期的にiOSのアップデートと合わせて改善されることが予測されます。
もともと、見守り目的ではなくアイテムの紛失防止を目的として作られています。
これから便利な機能や使い方ができるようになるかもしれません。
そのため、アップデートがかかった場合には改善点を把握しておこうと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、アップルのエアタグをご紹介しました。
エアタグは、日常の子どもの見守りにも使えるコスパの良いアイテムです。
塾やテスト帰りの待ち合わせや帰りが遅い時にエアタグは大活躍まちがいなしです。
わが家では、忘れ物防止にも使えるので子どもに持たせる鍵につけて使っています。
- アップルの強みを活かした「探す」機能が優れている
- 子どもの見守りと忘れ物防止の両方を実現できる
- 価格・機能・バッテリーのコストパフォーマンスが高い
子どもの居場所がすぐにわかるのはかなりストレス軽減になりますよ。
iPhoneやiPadユーザーならこの機会に手に入れてこの便利さを体験してください!
これからも安心ラクチンなアイテムを見つけて紹介していきたいと思います!