みなさん、こんにちは!スタッキーです。
英会話レッスンで子どもの発話量が足りていないと感じることはありませんか?
イギリス発祥の英語学習法「カランメソッド」がその悩みを解決してくれるかもしれません。
どんな恥ずかしがり家も強制的に英語道に没入させるその仕組みに切り込みます。
この記事は次のような人におすすめ!
・カランキッズに挑戦しようかどうか迷っている
・英語を口から出すときのプレッシャーを何とかしたい
・自他ともに認める集中力のなさで学習が進まない
・音マネ&耳コピならやれなくもない
母国語を一切使わない学習法で英語脳を手に入れたい方は必見です!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
カランキッズをはじめられない2つの理由
はじめる前に感じるハードルの高さ
カランキッズをはじめようと思った時に最初に目にするのは、受講方法に関する説明です。
そこには「レベルチェック」「事前予約」「教材購入」「ルール」などの単語がオンパレード。
ラクしたい派のわたしには、はじめるまでにいろいろ手間がかかるの?と疑問が湧きます。
また、カラン対応講師の予約や教材購入にかかる追加コストに若干ビジネスの香りもします。
そんなこんなで、躊躇してしまうヒトもいるのではないでしょうか。
カランキッズの派手なうたい文句に心惹かれるものの、コレが原因で半年近く寝かせました。
レッスンスタイルが独特すぎる
さらにレッスンの受講方法についても色々と指示が書いてあり、わたしをひるませるのです。
例えば「テキストの閲覧禁止」「質問禁止」「質問の直後にすばやく回答」といったものです。
ふつうの会話にも困る状態のわたしたちに「すばやく回答」しろと求めるこのレッスンは何?
上級者向けに作られたある種のステータス的な英会話レッスンなのか?
そして、決め台詞「まずは思い切って始めてみましょう!」。
いや、ムリでしょw
カランキッズについて知っておくべきこと
カランキッズについて知っておけば安心
カランメソッドは、会話を通じて言語を学習するダイレクトメソッドを採用しています。
また、英語を英語のまま理解してすばやく反応することで「英語脳」を鍛えられるといいます。
その理由は、生徒の話すスピーキングの量を通常レッスンの4倍まで引き上げているからです。
カランキッズは、そんなカランメソッドを用いた初心者向けの英会話学習コースだそうです。
はい。安心してください。「初心者向け」です。
なので、自身にあった学習法かどうか、ひとまずレッスンを受けてみるのが早そうです。
それでは、カランキッズをはじめるまでにしておくことを整理していきたいと思います。
カランキッズでは、初回にレベルチェックテストを受ける必要がありません。ラッキー。
そのため、大人用と異なり、すぐにステージ1からレッスンを開始することができます。
つまり、次の通り3ステップだけでレッスンは開始できてしまうのです。
- テキストを購入する
- レッスンの予約を入れる
- レッスンを受ける
レッスンの受け方などは、予約を入れてからサラっと確認するくらいで問題ないと思います。
どうしても不安という方は、カウンセリングで不安なところをすべて質問してしまいましょう。
わたしも何度かお世話になっていますが、丁寧に色々と教えてくれるカウンセラーが多いです。
テキストについて知っておけば安心
カランメソッドの教材には、ペーパーバック(本)版とeBook版(電子書籍)版があります。
わが家は、カランメソッド認定校のNativeCampでカランキッズのレッスンを受けています。
NativeCampで始める場合には、NativeCampのオンラインストアでテキストを購入できます。
テキストの値段は、ペーパーバック版が2,400円/冊、eBook版が2,100円/冊です。
ペーパーバック版は、A4サイズ(29.7cm×21.0cm)で厚みは(1.0cm)程度です。
注文から数日で手元に送られきてすぐに利用できるのでお手軽な印象です。
メリットは、大きくて見やすいこと、書き込みができること、ふせんが使えることなどです。
デメリットは、スペースを取ること、持ち運びに不便なことです。
eBook版は、Callan Method というスマートデバイス専用のアプリから利用する仕組みです。
カランメソッドアプリをインストールし、アプリ内で教材をダウンロードして閲覧します。
メリットには、価格が安いこと、持ち運べること、オーディオ音声が聞けることがあります。
デメリットは、書き込みができないこと、アプリを立ち上げなければならないことなどです。
わが家は、タブレットでレッスンを受講しており、テキストはペーパーバック版にしています。
理由は、以下のようなものです。
- レッスンアプリとカランメソッドアプリの切り替えが難しい
- 日常のレッスンに関連する3つのパートを付箋でマークしておきたい
- 復習を行う際にテキストに書き込みをする可能性がある
- 短いレッスン時間の中でリーディングパートを円滑に進めたい
テキストの内容自体に大きな違いはないので環境にあったものを選択すればよいと思います。
レッスンの価格と予約について知っておけば安心
カランメソッドのレッスンは、認定講師がレッスンを行うため予約を必須にしています。
ネイティブキャンプの場合には、通常の月額料金に加えて予約のための追加コインが必要です。
料金は予約ごとに100コイン/回(200円程度)がかかります。
大人なら、予約無料キャンペーンやカラン半額講師を活用してコストを抑えることもできます。
しかし、子どもの場合、講師との相性や通信環境の良し悪しに対応するのに苦労しそうです。
つまり、予約のためのコストは避けられないと考えていいでしょう。
そう考えると、他社のカランキッズ対応料金が気になってきますよね。乗り換えは好きです。
カランメソッド正式認定校でオンラインでキッズが受講できるスクールを探しました。
結果として、NativeCampとQAイングリッシュの2社のみでした。
そこで、レッスン費用を比較してみました。
カランメソッド認定校 | ネイティブキャンプ | QQイングリッシュキッズ |
---|---|---|
月額基本料金 | 1,980円 ※ | なし |
週1回(月4回) | 2,780円 月額基本料金 +800円 |
2,178円 月4回プラン |
週2回(月8回) | 3,580円 月額基本料金 +1600円 |
4,053円 月8回プラン |
週3回(月12回) | 4,380円 月額基本料金 +2400円 |
7,348円 月16回プラン |
週4回(月16回) | 5,180円 月額基本料金 +3200円 |
7,348円 月16回プラン |
週5回(月20回) | 5,980円 月額基本料金 +4000円 |
10,648円 月30回プラン |
週7回(月30回) | 7,980円 月額基本料金 +6000円 |
10,648円 月30回プラン |
週14回(月60回) | 13,980円 月額基本料金 +12,000円 |
対応プランなし |
※月額の基本料金は、ファミリープランを適用した場合になります。
わが家は、モーニング・ルーティンに英会話を組み込んでいるので月に最低30回は受講します。
この前提では、もはやネイティブキャンプ一択で進めるしかなさそうです。
もし、週の回数を少な目で進めたいという方は「QQ Englishキッズ」も良さそうですね。
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レッスン講師に迷った時は、レッスン回数5000以上、評価4.9以上の講師がおススメです。
そして、最初は通信回線が安定しているセブの講師を優先して予約すると良いでしょう。
高速に質問と応答を繰り返すカランメソッドでは通信環境がとても重要な要素だからです。
ただ、これも最初だけ。そのうち、自分の好きな講師を勝手に予約するようになります。
レッスンの構成を知っておけば安心
レッスンには「日常のレッスン」と「テキスト完了時のレッスン」の2つのモードがあります。
まずは「日常のレッスン」ですが、こちらは3つのパートで構成されます。
参考として、わが子ボヤッキーのレッスンにおける一般的な時間構成を記載しておきます。
各パートの割合は講師や自身のコンディションで少し異なりますが、大きな違いはありません。
レッスンのパート | 使う時間 | やる内容 |
---|---|---|
復習 (Daily Revision) |
約14分 | 前回習った内容について質問と回答を行います。 つまずいたり間違えたりするとすぐに講師がフォローしてくれます。 |
新単語/表現の習得 (New Work) |
約8分 | 最初に講師が新しい単語や表現をジェスチャーを交えて説明します。 そのあとで、その語句を含む文章を使って質問と回答を行います。 |
リーディング (Reading) |
約4分 | テキストを見ながら過去に習った文章を1人で読み上げていきます。 講師はミスの修正や分からない箇所のフォローをしてくれます。 |
つぎはテキスト完了時のレッスンですが、こちらは次のいずれかになります。
参考として、わが子ボヤッキーのレッスンにおける一般的な受講回数を記載しておきます。
早く終わったら偉いみたいなことはないので、自分のペースでいいと思います。
リビジョンの種類 | 完了までの 受講回数 |
チェックされる内容 |
---|---|---|
QSR (Quick stage revision) |
約3回 | 1つ前のテキストからサンプリングで質問が飛んできます。 基本的に復習(Daily Revision)と進み方は同じです。 |
FSR (Full stage revision) |
約10回 | 現在のテキストから総当たりで質問が飛んできます。 基本的に復習(Daily Revision)と進み方は同じです。 |
レッスンの進み方を知っておけば安心
メインのパートでは、講師が質問を2回繰り返し、生徒が質問に対して回答します。
この時、講師はただ質問や回答をするのではなく独特のジェスチャーでフォローしてくれます。
ただし、生徒は講師の発言を遮るくらい喰い気味で回答することが重要です。
ボケーッとして講師が言ったことをオウム返しするだけにならないように注意しましょう。
その他にもいくつかルールはあるのですが、正直はじまってから分かるので問題ありません。
このようなルールには「フルセンテンスで答える」「短縮系で答える」などがあります。
この辺りはマネしている間に覚えてしまうので、困っても1~2回だと思います。
復習の方法を理解しておけば安心
ウチで実施している復習は、「テキストの確認」「自習用プラットフォーム」の2つです。
ただし、余裕がないときは普通にサボります。ムリして疲れたら終わりなんでw
まずは「テキストの確認」ですが、レッスンを円滑に進めるための3つの活動があります。
正直、全部やるのはツラいので、やる気に応じて(1)からできる所までやれば良いと思います。
- 新たな単語や表現の確認(みどりの付箋)
- 前回のレッスン内容の読み(あかの付箋)
- リーディングパートの読み(あおの付箋)
ちなみに3つの復習には三色のふせんを使って対応していますが、これがかなり便利です。
(1)では、前回のレッスンで新たに登場した単語や表現について意味を確認します。
テキストの巻末にレッスンとページに紐づけて語彙が載っているので基本的に辞書は不要です。
サラっと見て分からないものだけ5回くらいしゃべって終わりにしています。
(2)では、質問と回答を一読していきます。意味がわからないものにマークしておきます。
マークした箇所を翻訳して、あー、そーいうニュアンスかーという程度で終わりです。
ちなみに読む範囲は、講師のメッセージに書かれているページ番号から7つ前までです。
なぜなら、そこが次回の「復習(Daily Revision)」の範囲だからw
(3)では、文章の区切りや滑らかさを重視しつつ、リーディングパートを一読して終わりです。
答えを要求される個所だけ、前回と少し違う回答ができないかなどを考えてもよいです。
つぎは、「自習用プラットフォーム」ですが、これはもう土日に興味本位でやる程度です。
このプログラムには、次の2つのメニューがあります。
② 追加の練習(下段)
①の「質問&回答」では、質問と回答のそれぞれについてスクリプトと音声が確認できます。
1回目はスクリプトなし、2回目はスクリプトつきで質問と回答を聞いてマネたりします。
自身の声を録音してネイティブスピーカーと聞き比べる機能もあるので使ってみてください。
ウチでは、記憶学習器「キオークマン」をオーディオケーブルで接続して練習をしています。
リアルタイムで聞き比べができるようになるので音マネ効果が高まり更に上達が早まります。
②の「追加の練習」では、単語の入力、語順の並べ替えなどにクイズ形式で答えていきます。
こちらは、テキストとは異なるセンテンスなので少し考えさせられますね。
やっぱ、復習するとぜんぜん違うわ。
かなり喰い気味で答えられたし、文章まるごと喰えたのもあった。
ベリーグッドもいっぱい言われた。
喰いすぎんなよw
復習はとても効果的で重要なのですが、レッスンを続けることはそれ以上に大事だと思います。
何度もループして学習できる年齢なので、あまり固執しないのがおススメです。
ちなみに「予習」は絶対禁止です!このメソッドの効果が失われるので注意してください。
カランメソッドがもたらす効果
正しい語順や発音が身についていく
ある程度、語順などを理解していても、瞬時に滑らかに発話するには練習が必要です。
これは母国語で普段やっているテニオハを直す活動に似ています。
ほかには、レスポンスにおける代名詞の置き換えなどが自然に行えるようになったりします。
あたまで考えてこの辺りを直そうとしてもムリがあり、慣れた方が早い気もします。
しかし、こんなことより重要なのは正しい発音やリズムが身についていくことです。
なぜなら、自分の発音が正しくなると相手の言っていることも少しずつ分かってくるからです。
Phonix で個別に練習するのもいいですが、しゃべりながら指摘をくらうのもイイものです。
すぐに言い直させられるので間違った発音を繰り返すことが少なく直りやすいように感じます。
英語の反応速度が全方位で上がる
ヒトは何を言っているのか分からないスピードでしゃべられると自然に集中力が高まります。
そして、聞き取ろうと普段使っていない脳が動き出します。
また「New Work」で知らない語彙が登場している時間は、もう「全集中」の状態になります。
相手の口の動き、かすかな音の違い、ジェスチャー、必死で脳が理解しようとします。
どんなに集中力のないヒトでも1対1の状況でぼんやりするのには勇気がいることでしょう。
また、回答を待たれると脳はそれを危機と捉え、新たな回路を生み出そうとします。冗談ですw
しかし、それに近いプレッシャーで答えをひねり出さなければならない場面はたまにあります。
なので、通常の英会話をしてみると反応速度があきらかに上がっていることに気づきます。
よく見かける「えーっとえーっと現象」は一気にお掃除されることになるでしょう。
そして、こんなレッスンを1~2か月続けていくとならではの現象が起きます。
英語脳を感じる瞬間がこちら!
Zzz… Zzz…, There’s.
んっ?ズゥRァーズ?
そう、寝言が1回英語になりますw
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「カランメソッド」についてご紹介しました。
英会話というエレガントな世界でありながら、根性論が見え隠れするメソッドには脱帽です。
- はじめてしまえばなんとかなると心得よ!
- 会話スピードに慣れてきたら喰い気味で回答して圧倒せよ!
- 復習の効果は大きいが繰り返せるのでムリはするな!
- 発話の瞬発力が足りないと思ったら根性論で乗り切れ!
この学習メソッドは、英語を音から学べる子どもにこそ向いているように感じました。
大学入試制度改革などはさておき、英語でコミュニケーションをとれる喜びは格別です。
色々な国の文化や情報を手に入れる力を今から磨いていきましょう!
オンライン英会話は色々と出てきているので、今後も色々と試してみたいと思います!