みなさん、こんにちは!スタッキーです。
地理を学習していると中部地方が苦手になっているということはないですか?
今回は、中部地方を3つのエリアに分けてその特徴に迫ってみたいと思います。
この記事は次のような人におすすめ!
・中部地方はなんとなく覚えることが多い気がする
・テストに中部地方が絡む問題が出題されると点数が取れない
・覚え方のコツのようなものがあるなら試してみたい
中部地方はエリアによって特徴が多く、テストにも出題されやすい地方です。
チートシートもダウンロードできますので参考にしてください!
それではどうぞ!
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中部地方が覚えにくいのはどうして?
わたしが小さいころは、地方区分の中でも「中部地方」がとても苦手でした。
当時は理由が分からなかったのですが、大人になってみると色々と原因が見えてきます。
含まれる都道府県はほかの地域と比べて多く、頻出の山脈や河川、平野が点在しています。
地理的な特徴はまちまちで気候区にも共通性がないため、特産品も多様なのです。
このようなバラエティに富む地域を一気に頭に詰め込むこと自体にムリがあったのかな。
ということで、今回は中部地方をエリアに分けて攻略してみたいと思います。
3つのエリアで考える中部地方
①北陸エリア
北陸エリアには、福井県・石川県・富山県の3県があります。
県庁所在地が県名と異なるのは、石川県の金沢市で、兼六園や加賀友禅で有名です。
福井市は、絹織物(羽二重)の生産が盛んで、富山市は製薬業が盛えています。
旧国名では、福井県は越前・若狭、石川県は能登・加賀、富山県は越中と呼ばれました。
富山県を流れる神通川では、4大公害病のイタイイタイ病が発生しました。
富山平野では、コシヒカリの生産のほかチューリップの栽培も行っています。
②甲信越エリア
甲信越エリアには、山梨県・長野県・新潟県の3県があります。
それぞれの県は、旧国名では、甲斐・信濃・越後と呼ばれていました。
県庁所在地が県名と異なるのは、山梨県の甲府市。
長野県から新潟県に流れる信濃川は、日本で最長の川で、長さは367kmもあります。
新潟県を流れる阿賀野川では、4大公害病の新潟水俣病が発生しました。
また、このエリアでは日本アルプスと呼ばれる大きな山脈があるのでぜひ覚えましょう。
飛騨山脈は北アルプス、木曽山脈は中央アルプス、赤石山脈は南アルプスと呼ばれています。
③東海エリア
東海エリアには、愛知県・岐阜県・静岡県の3県があります。
愛知県は三河・尾張、岐阜県は美濃・飛驒、静岡県は駿河・遠江・伊豆と呼ばれていました。
県庁所在地が県名と異なるのは、愛知県の名古屋市で機械工業が盛んです。
岐阜市は長良川の鵜飼で有名です。静岡市は食料品やアルミニウム加工業が盛んです。
愛知と岐阜にまたがって大きく3つの川が濃尾平野を流れています。
これらは木曽川、長良川、揖斐川であり、木曽三川と呼ばれています。
さらに東海エリアは、うなぎで有名な三河湾や、日本一深い駿河湾などがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「中部地方」をご紹介しました。
多くの県で構成される中部地方ですが、エリアに分ければ分かりやすく感じます。
- エリアを北陸・甲信越・東海に分けて3県づつ覚えよう!
- 県庁所在地が県名と異なる、石川県・山梨県・愛知県を押さえよう!
- 各エリアのマップで重要な河川や山脈を見ておこう!
中部地方の特徴がわかると、他のエリアも覚えやすくなり得点につながります。
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地理では、基本となる知識を抑えておくことで付随する情報が格段に覚えやすくなります。
今回のテーマに限らず、社会は基本を暗記することが本当に大事ですね。
ということで、今後も社会のチートシートを増やしていきたいと思います!