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みなさん、こんにちは!スタッキーです。
社会のテストに常連の「時事」ってどうやって学習すればよいのか気になりませんか?
毎日何ページ勉強するというような定まったカリキュラムが見当たりません。
今回は教養のようなこの領域で安定したスコアを取る学習法を考えてみたいと思います。
領域展開「時事万歳ッ」!
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この記事は次のような人におすすめ!
・視野を広げて広く世の中に興味を持ってほしい
・時事ニュースに対する苦手意識を克服したい
・社会を絶対的な得意科目に仕上げていきたい
・学校では教えてくれない社会の見方を学びたい
日常の生活に時事ニュースを取り込みたい方は必見です!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
時事問題という教科ならいましたっけ?
小学生の生活には縁遠いニュースの世界
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子どもは学校で環境問題や人権問題などをテーマに学習することが多いように感じます。
しかし、現実にはそれ以外にも重大なニュースは多数ありますが、授業では扱いきれません。
そのようなニュースには、政治、経済、紛争、スポーツなどがあります。
いずれも子どもには馴染みのない話題で理解するにはある程度インプットが必要です。
しかし、いきおい「ニュース番組をみろ」「新聞をよめ」というのは少しムリがあります。
まったく知らない分野に出会っていきなり難しい説明を聞くと脳が拒絶反応を示します。
これを避けるには、学習をはじめる前にことばに慣れておくのが良いでしょう。
社会のテストで最も差がつく時事問題
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社会は知識分野なので一定のペースで学習を続ければ安定してスコアが取れる科目といえます。
しかし、そんな社会において正答率に差が生じる領域があります。それが「時事」です。
およそ20点が配点される「時事」の得点差は10点程度にすぎません。
しかし、スコアのブレ幅が少ない科目では、平均点上に大量の受験者が並ぶことになります。
そのため「わずか10点」がとんでもないインパクトを持つことがあります。
ということで、時間効率を重視しつつも大事なことは押さえておきたいと思うのです。
そっとたしなむ時事ニュース
テレビのニュース解説番組で慣れる
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朝夕に放送されるニュース番組は、今日起こった出来事をできるだけ端的に説明します。
なので、はじめてだと分からない「言葉の意味」や解説の「背景となる知識」が補われません。
つまり、最初からニュースで知識を増やそうとすると、結果として遠回りになるのです。
そんなわが家に必要なのはニュースの基礎知識を丁寧に説明してくれる情報番組なのです。
そんな情報番組の中で高い人気を維持するのが「池上彰のニュースそうだったのか!!」です。
池上無双と呼ばれるキャラも定着してきましたが、解説はホントに分かりやすいです。
ウチではこの番組を見ながら「あーでもねー、こーでもねー」会話していますw
ただ、テレビをリアルタイムで見るには時間の調整が必要ですし、コマーシャルが余計です。
なので、ソニーが生んだネットワークレコーダー「nasne」ですべて録画することにしました。
パソコンやタブレットからもWi-Fi経由でテレビや動画の視聴が可能になるすぐれものです。
今のところ「見逃し配信」が見当たらないので、思い立ったら録画開始です!
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ほか「NHK for School」にもいくつか時事を扱うプログラムがあるようです。
もし、番組が子どもにあわないなと感じたら、ほかの番組を探してみてもよいかもしれません。
など
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小学生向けニュースサイトや新聞を読む
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テレビ番組はどうしても自分のペースでじっくり考えながらということができません。
そのため、慣れていないニュースの場合には少しハードルが高い場合があります。
そんな時には、ゆっくりと読み込める子ども向けニュースサイトの記事が向いています。
記事内の漢字にはかなりルビが振られており、低学年でも読みやすくなっています。
また、ルビを消せる機能や音声で聞ける機能までついているものがあり、至れり尽くせりです。
ウチでは気になった重大ニュースをたまに印刷して見せています。
- NHK NEWS WEB EASY
- 毎日小学生新聞
- 産経子どもニュース
- 読売KoDoMo新聞
これらはニュースサイトですが、「紙面」や「電子ブック」で毎日読めるものもあります。
その代表例が「朝日小学生新聞」で、紙面の活字量もかなりのボリュームです。
気になるところだけに目を通したとしても、周囲と差がつくのは間違いありません。
サイトでルーティンを作るのが難しい場合は、このようなサービスを活用してみましょう!
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中学受験用の重大ニュースまとめ書籍で学ぶ
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中学受験で出題される時事問題を見てみると前年の上半期のニュースが取り上げられがちです。
問題種別は、学習範囲と関連付けやすい地域特性や国際情勢が多い印象です。
しかし、出題されるテーマを絞り切れるほど範囲は狭くありません。
そのため、直前対策では、情報が整理された「重大ニュースまとめ書籍」が便利です。
当然、直前期の忙しい中で対策を行うので、何冊もの書籍に目を通すのは難しいでしょう。
つまり、6年の11月から行う時事問題の対策をどの書籍で行うか決めておくのが良さそうです。
そこで、中学受験用の「重大ニュースまとめ書籍」を整理してみました。
ページボリュームやレイアウトは好みが分かれますが、一定の情報量はほしいところです。
また、時事問題は過去問対策ができないため「入試予想問題」がついている必要があります。
そして、スキマ時間で情報を詰め込める「暗記カード」もあると嬉しいと感じました。
多くの書籍が10月~11月上旬に販売されますので、この時期に比較検討しておきましょう!
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時事ニュースをまとめた書籍は中学受験で人気が高いため、売り切れることがあります。
特にサピックスの「中学入試用サピックス重大ニュース」は予約段階で在庫切れになることも。
6年生の子どもをお持ちの保護者の方は予約を忘れないよう注意しましょう。
サピックス生なら校舎で買えるだろうと思いがちですが、一般販売のみの場合があります。
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社会科のYouTubeチャネルで時事問題をさらう
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近年は動画サイトで学習するスタイルが浸透しており、すでに利用している方も多いでしょう。
わかりやすくコンパクトに情報が整理されており、短時間で大量のインプットを行えます。
その中でも特に役立つのが時事問題に特化したYouTubeチャネルです。
ボードに重要なポイントがコンパクトにまとめられ、分かりやすくテンポよく説明が進みます。
また、重要な用語には解説が表示されるため、知らない言葉も安心です。
時期ごとの「まとめ&解説」に加えて重要な「時事用語」の解説があるのもうれしいところ!
最近では月に2回まとめ動画が公開されており、差分アップデートもできてしまいます。
これは、知らないと損ですね。
これは他のメディアではむつかしいのですが、動画は再生速度を変えることができます。
最初は、標準スピードかそれ以下でしっかりと見て、次からは倍速で鬼リピしていきましょう!
深く理解する時事ニュース
体験することを重視する
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なんだかんだ「本で読んだこと」より「自身で経験したこと」の方が記憶に残っていませんか?
旅行で一度訪れた場所がテレビに映ると、記憶がよみがえり、新たな情報がスッと入ってくる。
そんな経験を持つ方も少なくないでしょう。
つまり、経験すると「記憶の起点」が作られやすいのです。
ニュースで取り上げられる事柄には、実際に行って見て経験できるものがあります。
また、テレビ視聴であってもリアルタイムで見る時は情報や熱量がことなる場合が多いです。
だから、そのような機会を見つけたら、積極的に関与しておくのが良さそうです。
そして、始まりから終わりまで他の情報と組み合わせて余すところなく経験しましょう!
経験できるニュースの例:
- スポーツイベントやその会場を見に行く
- 国政選挙や地方選挙の際に投票所に一緒にいく
- 新たに登録された世界遺産を見に行く
- 環境や科学を体験できるイベントに参加する
しかし、紛争地域の状況・災害や気候変動の影響・海外の出来事を経験することは困難です。
そんなニュースの世界にVRがやってこようとしています。それが「CNN VR」です。
昨年末、アメリカを代表するニュース配信会社であるCNNが始めたサイトとアプリです。
日本から視聴できるのは、現時点でパソコンでの閲覧に限定されています。
はやく、アプリにも対応してほしいと切に願っています。
ヒトに話して学んだ知識を定着させる
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知りえたことを他人に話してディスカッションすると記憶の定着度が跳ね上がります。
また、時事は多くの人が理解できるテーマであり、モノの見方を多面的にするチャンスです。
せっかくなので、ハブルータで学んだ知識を存分に披露し、理解を深めていきましょう。
さあ、じいじ&ばあばの出番です!
多くのキーワードが登場しますが、カテゴリごとに解説できるようにすると良いでしょう。
- 図表:時事問題の主なカテゴリ:
- 国内情勢(国政選挙、人口減少、省庁再編、災害対策)
- 国際情勢(貿易協定、条約、紛争・戦争、政権交代)
- 社会問題(環境問題、人権問題、パンデミック)
- スポーツ(ワールドカップ、オリンピック・パラリンピック)
- 文化・科学(ノーベル賞、世界遺産、宇宙)
など
これらの情報をある程度理解して会話できるようにしていくのがおススメです。
その時に言葉の定義を理解しているとより一層かっこよく説明することができるでしょう。
手に入れた知識を時間とともに失っていませんか?今回は、ペア討論による学習定着メカニズム「ハブルータ学習法」について解説します。知識を一生モノにしたい方は必見です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、一点突破学習「時事ニュース」をご紹介しました。
時事問題の「20点」が攻略すべき対象なのなら、長期的なアプローチで取り組んでみましょう!
- テレビ・サイト・新聞・書籍・動画を組み合わせて学ぼう
- 親子でニュースについて考えていくと少しラクできる
- 自身が経験したことやヒトに話したことは記憶に残りやすい
- 学ぶと楽しいのが時事、入れ込みすぎに注意しましょう
テストの範囲は限定されていますが、視点を変えればニュースから学べることは尽きません。
日常的に情報に触れて自らの考えを洗練させていきましょう!