みなさん、こんにちは!スタッキーです。
小学校の「自主学習」という謎の課題に子供が頭を抱えたりしていませんか?
自分で内容を決めて学習するスタイルには、宿題とは異なるコツがあるのかもしれません。
今回はそんな自主学習をまじめに考えてみたいと思います!
この記事は次のような人におすすめ!
・子どもから自主学習で何をしたらいいか質問されて困っている
・宿題といえどもせっかく自宅ですごす時間なら最高の学習にしたい
・ダラダラと時間を使ってしまうことだけは絶対に避けたい
・色々と考えた結果、ひとまず簡単なテーマで始めようと思っている
自主学習を有効な時間にしたいという方は必見です!
それではどうぞ!
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自主学習って何をすればいいの?
わたしが小さいころに「自主学習」という課題はなかったような。。忘れただけかもw
そんなこんなで、子どもから「何をすれば良いの?」と聞かれた時は若干とまどいました。
でも、うまく活用できれば普段とは違った学習ができるのかもというボヤケタ予感も。
例えば、普段の学習が楽しくなるとか、弱点がなくなるみたいなムシのいい感じのw
しかし、毎日行うので「時間のかけすぎ」や「ネタ切れ」には注意しなければなりません。
そんなこんなで、一度しっかり自主学習への取り組み方を考えてみたいと思いました。
基本ルールと2つのメニュー
はじめる前に決めておきたいルール
日々の自主学習が自由研究のようになり負担の増大と共に崩壊するのは防ぎたいものです。
また、子どもの学習における最大の敵「ダラダラ」も絶対に避けねばなりません!
一方、せっかくの学習なので毎回なんらかの学力向上は狙いたいというヨコシマな思いも。
そこで、基本ルールについて話し合い、効果的で継続可能な学習の仕組みをまとめました。
テーマが考えつかない時は、後述する2つのメニューのどちらか一方を選ぶことにしました。
こうすれば、テーマ決めの2分以内というルールが確実に守られるからです。
得意を伸ばす「わくわくメニュー」
子供が急に「気になる」と言ってくるテーマはとても大切です。
きっかけは先生に褒められたとか、授業中に疑問に思ったなどたわいもないことがほとんど。
でも、知りたいと思ったことは、やっぱり調べる意欲や吸収する力がぜんぜん違います。
正にそのタイミングでしか行えない学習なので「わくわくメニュー」は最優先にしてます。
テーマの中にはテストなどでは全く問われないような深いレベルの内容も出てきます。
でも、自ら興味を持って調べるというのは悪いことではないのかなとスルーしてみてます。
たまにノートを覗くとわたしも知らないようなことがゴリゴリに書いてあるページも。。
苦手をなくす「ばっちりメニュー」
学校の授業や塾のカリキュラムに弱点があれば、自主学習を対策に使うのが効果的です。
大量に覚えて抜けが出やすい同音異義語や歴史年号はいつも同じ個所でつまづくんですよね。
それなら、いっそ間違えやすいものだけを丁寧に調べてみたらどうかという発想です。
普段は作業のように覚えていることも、深く知ることで全く違うものだと気づけるようです。
弱点がなくなると自信が湧いてくるようで、やたらと説明されるのがちょいウザなんですが。
ま、でも、小学生の内から苦手意識を持たれるよりはマシなのかなと耐え忍んでいます。
ヤギのような目になってるかもしれませんが、今日も「メーメー」と返事だけは続けてます。
教科ごとの「ばっちりメニュー」
国語のテーマ
国語は文の構造や語彙力が増えると格段に読みとりが早くなるようです。
その中でも特に効果が高いと感じたのは「心情表現」の意味や使い方をまとめた時です。
物語文では心情表現を要約して回答を作成することがあり、その対応力が上がるからです。
ここに関しては自主学習さまにとても感謝していますw
わが家でよく使うテーマ
- 心情表現の意味と使い方を調べる
- 部首で漢字をまとめる
- カタカナ語の意味を調べる
- 送り仮名の間違いをまとめる
語彙はある程度一気に覚えて固めた方が効率もよいように感じています。
ただ、どうしても苦手なモノが出てくるので自主学習で観点を変えて取り組む感じでしょうか。
深く知れば自然にほかの語彙に対しても心理的な障壁が下がる気がしてます。
算数のテーマ
幼児期に遊びまくったわが子ボヤッキーは、数字の感覚をつかむのがあまり得意ではなく。。
イメージで数字を捉えるということがなかなか上手くいきませんでした。
そこで、弱点になっていた割合やがい数を絵で描くという修行を試みてみました。
今のところはっきり効果があるとは言い切れませんが、前より苦しみが消えてきたようなw
わが家でよく使うテーマ
- 少数、分数、歩合、百分率を絵にする
- がい数をゲージにして範囲を絵にする
- 約数と倍数をベン図にする
- 式の変形をパターンでまとめてみる
割合では徐々に少数点以下の数を増やしテストに出るレベルの数に慣れるようにしています。
また、がい数では2つの数を合計した範囲にするなど、バリエーションを変えています。
そういう視点で考えると、同じテーマを段階的に深堀りしていける点が利点でしょうか。
理科のテーマ
理科は仕組みに尽きますが、なかなか他人の書いた絵で内容を理解するのは難しい様子。
そこで思い出したのが、昔読んだ「シートン動物記」とか「ファーブル昆虫記」とか。
たしか、すごく丁寧に対象を観察して絵を描いているなーとひき込まれた記憶があります。
そこで、人体や植物などを一度みてから本を閉じ、絵を描き、見直すという修行を考案。
わが家でよく使うテーマ
- 人体や植物などのつくりを模写する
- 実験装置を模写する
- 太陽や月などの仕組みを絵にする
- ばねや浮力などの力を絵にする
- 苦手なものほど絵にすると不思議な感じに仕上がるものですねw
ただ、ゲーム感覚なのか、細かなところを丁寧に観察するクセがついてきたような気が。
いびつだった絵もだんだんと描き方のコツを掴み、それっぽさが出てきています。
社会のテーマ
地理や歴史は点で知識を暗記しても、ある程度はスコアが取れて本人は大満足の様子です。
しかし、1つ1つの事実には関係があって点と点がつながればもっとスッキリする気がします。
そこで、苦手な分野の関係をマインドマップで整理してみることにしました。
これはサンプルがないと難しいと思ったので、何個か2人で一緒に取り組んでみました。
わが家でよく使うテーマ
- 冷戦終結などの史実の因果関係を図にする
- 日本の地方と気候や第一次産業の関係を図にする
- 工業地帯/地域の特徴とその理由を図にする
- 世界の機関のアルファベットを日本語訳する
途中から「Wikipedia」の内容を要約しているだけでは?という疑問も出てきました。。
が、しかし、わが子ボヤッキーにとっては学びが多いようでキラキラして書いています。
どうなんですかね?流れでものごとを解釈するということには役立っているのかな。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「自主学習ノートのコツとネタ」をご紹介しました。
ほぼ毎日行う家庭学習だからこそ、何をテーマにするかで悩まない仕組みづくりが重要です。
- 興味のあるテーマはソレを好きなだけ深堀りする!
- 弱点を見つけたら速攻で「自主学習」にオールイン!
- 困ったら絵や図で分かりやすさを重視してみる!
- 同じテーマを小分けして続けても意外と怒られない!
1回30分でできることには限界があり、とにかく小さく深堀りすることを大切にしてます。
まだまだ試行錯誤は続きそうですが、何かの参考になれば!