夏休みもフルターボで駆け抜けろ「リミットレス学習」への挑戦

みなさん、こんにちは!スタッキーです。

今の自分よりもはるか上のゴールを目指す子どもと暮らしていませんか?
または、ひたすら自分を信じ続けられる才能を持つ子どもはいませんか?

もし、あてはまるなら「リミットレス学習」を試す価値があるかもしれません。

スタッキースタッキー

この記事は次のような人におすすめ!
・スケジュールにコマをギッシリ詰めることに抵抗がある
・自分の立てた計画に追われることが当たり前だとは思えない
・とにかく自分が大好きで可能性をうたがったことがない
・この夏休みに成し遂げなければならないことがある        

これまでの自分の限界を超えたい方の参考になれば嬉しいです。
それではどうぞ!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

夏休みに気をつけたい2つの現象

美しいスケジュールが辛すぎる現象

夏休みは自由な時間に満ちており、誰でもゴールに向けて予定をどんどん入れたくなります。
でも、昨日までと明らかに違う予定、パズルのようなコマ割り、上手くいくとは思えません

実際のところ、わたしは初日でコケてしまい、ケチのついた計画をよく放置してました。
兄弟には「計画を作る時間を勉強にあてた方がマシだったのでは?」などと言われてましたw

クーっ、はらたつー。いや、もう、子どもと計画の相性わるくないですか?

もう1つ計画を立てることにはイヤな点があります。それは計画が減点方式だということです。

自分が何かを達成するために作る計画のハズがなぜか失敗すると「罪悪感」が生じるのです
また、ゴールを目指す「狩る側」から、いつの間にか計画に追われる「狩られる側」に

たった1週間で大借金時代に突入するのって、なんかヘンだと思いませんか?!
そして、極めつけはスケジュールそのものが負担を生むということです。

計画は作りはじめる時点からあれこれと事情を考慮しなければなりません。正直ニガテです。

しかし、これは序の口、進捗を把握したり、計画を修正したり、破ったり捨てたり。

もう、プロ用ですよね。計画はプロにしか扱えないシロモノなんだと思います

色々やった割に成果が出ない現象

夏休みには海に行って、勉強して賢くなって、ゲームも満喫して、カッコいい自由研究も!
と思ってはじめるのですが、色々手を出すとだいたいはほぼ全滅。または、全体的に薄め

このパターンは全通り経験したんじゃないかなというほどの経験値を貯めこみました。
そして、大人になってふっと気づいたのです。もしかして、テーマを絞るべきだった?

オリンピック選手のように思い切って1つのことに注力したら結果はどう変わっていたのか。

そういえば、1つのことに集中すると生産性が10倍になるという本を読んだような。

SINGLE TASK 一点集中術「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる
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全てのノイズを排除して本当に1つのことに集中するのは簡単ではない気もします。
しかし、もし、負の連鎖を断ち切れるのであれば、コレはもう試すしかない気がしてきました。

そう、コレが夏休み実験をはじめたキッカケです。

リミットレス学習の構成と準備

テーマの決定と1週間の構成

夏休みにやりたいことを子どもに質問したら、ややこしい回答が返ってきてしまいました。。

スタッキースタッキー

夏休みにやりたいこと1つだけ上げるとしたら何がある?

ボヤッキーボヤッキー

賢くなって色んな問題に取り組む力を身につけたい。
環境問題とか、飢餓・貧困、水不足、差別・不平等、平和などを解決したい。

いや、もう、何を言ってんのかよくわかりません。どうした?学校で何があった?
で、色々話した挙句、とにかく「賢くなればいい」ってことになりました。
そして、ひとまず、テストのスコアが上がればいいそうです。あやうく、国連行くとこでした。

今回は過去に実験してきた成果を踏まえて徹底的にラクをしていく方向で考えます

まずは、早朝のスケジュール「習慣の力」を利用して自動運転に切り替えたいと思います。
ということで、モーニング・ルーティンの枠だけ確保して完了にしています。

つぎは、昼夜のスケジュール「加速の力」を利用して対応を完了判断とカイゼンに絞ります。

ということで、スプリントの枠だけ確保して完了にました。
これで、スケジュールは完了なのですが、土日のテストのあとに少し時間があります。

この枠はアクティブ・ラーニングを通じてマインドを高めていくことにしようと思います。

最終的に1週間を3つのパートに分けてざっくり把握できるように構成してみました

1つ1つの枠が大きいので、なんとなく計画に追い立てられる感じはなくなってきましたね。
夏休みで超巨大なスプリント枠が誕生したことを除けば実はいつもと変わらないような気も。

これが「美しい計画を立てないこと」の実際なのかもしれませんね。

それでは、それぞれのパートでどのようなことをするのか説明していきたいと思います。

モーニング・ルーティンによる負荷の低減

モーニング・ルーティンは、早朝にやることを決めて習慣の力で成長を続ける考え方です。
世界のエリートたちがみんな早起きなのは、やはり朝の活動の効果が高いからでしょう。

わが家でも、この「モーニングルーティン」を取り入れて朝の学習を行っています。
休息日を作らないことで年間を通じて子どもの負担を最小化できることは実証済み。

快適な寝起き、基礎力の底上げ、学習量の確保、どれをとっても申し分ない効果だと思います

夏休みだからといってココを変化させてしまうのはリスクが高いので継続することにしました。
メニューは多少調整していますが、現在は「総合力」と「基礎力」の2ループを回しています。

総合力系は、ただ楽しい、ただ快適、ただカッコいいからやってるような感じでしょうか。
なので、子どもの目指すものに応じて自由に組み替えていいと思います。

ただ、これは突然はじめるものではなく、徐々に取り組んで類のものなので注意が必要です。

モーニング・ルーティンの作り方や効果について知りたい方はこちらにまとめています。

わが家では「総合力」メニューにオンライン英会話を入れています。
朝ちゃんと起きれるようにとはじめたのですが、オンライン英会話の力はすごいですね。

英語うんぬん以前に朝からハイテンションで他人と会話していることがすばらしいと思います。
子どもには脳の活性化、親にはのぞき見の喜びをもたらす。ニクイやつです。

わが家で活用している英会話について記事にまとめています。

スプリントによる学習スピードの最大化

スクラムは、ビジネスの世界で普及が進む自律型のマネジメントフレームワークです。
このフレームワークを活用することで、学習スピードを子どもに合わせることができます。

そして、1週間をスプリントという単位で進め、各スプリントで認識できる成果を上げます。
スプリントを重ねると子供も大人も多くの学びを得ることができ学習スピードが高まります。

シングルタスクで学習スピードの限界を超える効果は、各種のテストで証明済み。

新たな知識の獲得、理解力の向上、成長の実感、いずれも申し分ない効果だと思います

もはや、わが家でメインの学習メソッド、コレを手放す選択肢は考えられませんでした。

この学習法では、子どもにムリのないペースで学習を設定することができます。
そして、各回のスプリントの結果をもとに会話し、丁寧にカイゼンをつみ重ねていくのです。

当初は積もる「負債」に不安がぬぐえませんが、他人のペースに合わせても漏れがでるだけ。
ただ、ひたすら、子どもの成長を信じてスプリントを回し続けていくのです。

今では、わたしも本にある「スピード2倍、成果2倍」という言葉に納得しています。

スプリントの進め方についてはこちらを参考にしてみてください。

夏休みのパワーはやはりすごいですね。スプリントの枠が大幅に拡大できてしまいます。
そのため、特定の教科でスプリントを回すと、8冊くらいは一瞬で片付く可能性があります。

コレはまずい。スプリントを円滑に進めるためには、もはやわたしの準備の方が大事です

まずは、道しるべとなる「タスクリスト」を準備しておきます。コピペなのでこれは楽勝です。
次は、プリントの準備です。

完全デジタル化したいところですが、最初の2回はプリントの方が早いことが分かってます。
この苦痛は、わたしの新たな味方「MFC-J6999CDW」にサポートしてもらいましょう!

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あとは、復習用の「反復システム」をアップデート、カテゴリ攻略に対応できるようにします。
少し時間はかかりましたが、5段階のトケル化で確実にスコアをあげていくためです。

再学習を減らす5段階のトケル化についてはこちらの記事にまとめています。

アクティブ・ラーニングによる知識の立体化

わが家では、土日のどちらかにテストを受けて1週間の成果が完了しているか確認します。
普段はこの時間で「ハブルータ学習」や「イッテントッパ学習」を行っています。

ハブルータ学習では、リモートツールで実家に接続して祖父母に学習自慢をしています。
ヒトに説明して質問に答えるという活動は、ほかでは得がたい効果があるように感じます

メタ認知という脳の使い方によって、自分自身を見直していけるのはすごいですよね。
そこで、こちらは、継続することにしました。

ハブルータ学習法については、こちらの記事にまとめています。

イッテントッパ学習では、ニガテ意識が芽ばえそうになった分野を多角的に攻略しています。
テストで何回もイヤな思いをするくらいなら、時間かけても損はないだろうという考え方です。

心の壁を取り除き、5感を使って学び、点在する情報を構造化し、知識を立体化する。
そして、脳の筋トレで瞬時にアウトプットできるところまで昇華させていきます。

文字にすると修行僧か格闘家のようですが、実際はゲラゲラ笑うだけの時間になってます
過去に「イッテントッパ学習」で星と星座の問題がほとんど解けるようになりました。

こちらにまとめていますので、参考にしてください。

テーマによっては自由研究もこなせるので一石二鳥ですね。

全体を見渡すように進捗を見守る

スクラムボードを拡張する

スプリントで活用しているスクラムボードは、その対象を学習全体に拡げることにしました。
3つの学習がお互いに関係しており、カイゼンの箇所がスプリントに限定できないからです。

ただ、これはもう良い点でしかないかなと、つまり結果をまとめてみるのでラクちんなのです。

そして、いずれの学習もノルマがないのでとにかく進んだことを純粋によろこべます

もう、わたしが小さいころに感じた「狩られる側」の生活はそこにはありません。
意外な成果がでたらどうしてなのか会話し、つまづきがあればどう対処するのかを考える。

とても自然な流れになっているように思います。

パイプライン管理法

学習の成果は、開始と終了を月単位でざっくり押さえておくに留めています。
目指すゴールが大きいと学習すべきことが増えるので、細かくみていると流れを見失うのです。

全体としてマテリアルを何回こなしているのか、カテゴリに偏りはないかなどに注視します。
このように戦略的に取り組めば、弱点の少ない安定した実力を手に入れることができます。

また、ミクロに見ているときほど、1つ1つのマテリアルを完成させるのが難しくなります。
英語などはもはや習慣化されているので6冊まとめて何回やったかくらいで十分だと思います。

スキルを獲得するためには少なくとも1000時間単位の学習ボリュームが必要です

ついつい細かく見がちですが、素直に切り捨てることにしたほうが良さそうですよねw

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、夏休みもフルターボで駆け抜ける「リミットレス学習」をご紹介しました。

わたしが小さいころとは違い、今は「デジタル環境」や「新たなスタイル」であふれています。

これらをうまく組み合わせて、夏休みを通じて子どもに自信をプレゼントしたいですね。

1週間のスプリントをまわしてみよう!
  • ムリをしないので子どもの同意がえられやすい
  • 当初は「負債」をあえて作ることになるが気持ちは前よりラク
  • 親子で学習について細かい話をするとなんとなく仲良くなる
  • スコアの上昇は大気圏突入を果たす上で最高のブースト

夏休み&リミットレス学習の相性は最高です!圧倒的な成果を積み上げてみたいと思います!
ただ、真価はテストで試してこそ分かるというもの。ぜひ、その辺りもお伝えできれば!