みなさん、こんにちは!スタッキーです。
今年ももうすぐ近づき、2024年の入試本番まで3ヶ月となりました。
そんな中、これから時事問題の対策を始める受験生も多いのではないでしょうか。
2023年に話題になったニューストピックをまとめてみました。
この記事は次のような人におすすめ!
・2024年の受験に向けて最低限の時事対策はしておきたい
・国語や算数の学習に集中したいため時事の対策は短くしたい
・今年注目しておくべき時事ニュースを抑えておきたい
・時事の内容把握や受験対策におすすめの教材を知りたい
2023年の重要キーワードをまとめたチートシートを作成しましたので活用ください!
まずは絶対に覚えてたい頻出用語と、関連する出来事から押さえましょう。
それではどうぞ!
2024年入試対策!注目の時事をおさえよう
2023年の時事問題への取り組み方
今年も残すところあと2ヶ月を切りましたね。受験生は追い込みの時期ですね。
そんな中で社会の時事問題の対策を本格的にするのは今ぐらいからではないでしょうか。
11月くらいから大手の受験塾や新聞社から今年の時事を解説した参考書が出版されます。
わが家では、チビがいきなり参考書を読み始めても最後まで読みきれず飽きていました。
まずは時事のキーワードをまとめてから1つずつ内容に取り組むと理解が進んでいきます。
キーワードを中心にして内容と知ると出来事の背景も自然と覚えられるのでおすすめです。
受験塾も注目の2023年の時事キーワードを50語をチートシートにまとめてみました。
無料でダウンロードできますので時事対策の手始めに活用してみてくださいね。
時事対策についてはこちらでも記事を書いていますので参考にどうぞ↓
社会のテストに出る「時事」をどう学習すべきか悩んでいませんか?今回はこの領域で安定したスコアを取る学習法を考えてみたいと思います。社会を極めたい方は必見です!
おすすめ!2023年時事対策の参考書
毎年、秋も半ば頃になると中学受験塾でも時事対策が始まるのではないでしょうか。
本屋さんでも今年の時事をまとめた参考書がこの時期に店頭に並びはじめます。
参考書は、サピックスや四谷大塚、日能研などの受験塾や新聞社などから出版されます。
どの参考書も写真やイラスト、グラフが豊富でわかりやすくニュースを解説しています。
受験塾が出している参考書には予想問題やドリルがついているものが多いです。
なので、ニュースを理解しつつ理解度をチェックするには受験塾の参考書がおすすめです。
個人的には、サピックスの重大ニュースがおすすめです。
他塾の参考書よりも予想問題の量が多く、説明させる問題が多いのもポイントです。
時事問題では、用語だけでなく時事が起きた背景や理由まで理解できていると強いです。
記述問題で時事の理解度や自分の考えを書く練習ができるのもおすすめなところです。
また、重要キーワードの暗記カード付きなのも便利で助かります。
冬になると時事問題の参考書は品薄になりがちなので早めに手に入れておきましょう!
今年の時事ニュースのキーワード50語まとめたチートシートを作っています。
ご興味のある方は、ご覧になってくみてください。
皆さんの学習の参考になれば嬉しいです。
2023年のニューストピックス
政治・経済に関するニュース
経済・政治に関するニュースは紹介できないくらいたくさんあります。
ここでは絶対に押さえておきたいトピックを一部紹介したいと思います。
まず、2023年の政治トピックとして外していけないのは、G7サミットですね。
G7サミットは2023年5月に広島で開催された主要7カ国による国際会議です。
こども家庭庁も2023年4月に発足しました。これまでの縦割り行政の解消を目指します。
これに合わせて民法上の成年年齢が18歳以上に引き下がったことも覚えましょう。
さらに、ヤングケアラー支援にもこども家庭庁は力を入れていくようです。
2023年8月には、福島第一原発の処理水の海洋放出が始まりました。
関連する用語として、日本の放出計画を認めた国際原子力機関(IAEA)も重要です。
また、処理水に含まれているトリチウムや、放出による風評被害も調べておきたいです。
今年の日本の経済で重要なトピックは、物価上昇と円安ではないでしょうか。
ロシアのウクライナ侵攻や鳥インフルエンザにより食品などの価格上昇が続きました。
日本の貿易赤字も約20兆円となり円安による影響が大きいと言われています。
2023年の日本の経済については、円安などの為替の仕組みを知っておきたいですね。
インフレやデフレについてもなぜそうなったのかの背景も含めて調べてみましょう。
2024年7月には、新紙幣の発行が予定されています。新紙幣の発行は20年ぶりです。
10000円札はなんと40年ぶりで、福沢諭吉から渋沢栄一になります。
5000円札は津田梅子、1000円札は北里柴三郎になりますので覚えておきましょう。
それぞれの人物がどんな功績を残した人なのか押さえておくのも重要です。
社会・環境に関するニュース
社会や環境に関するニュースは、人々の暮らしや災害、気象現象が話題になりやすいです。
まず、今年外せないニュースは、関東大震災が起きてから100年ということです。
関東大震災は、1923年9月1日に起きました。それから9月1日は防災の日となっています。
これから来ると言われている首都直下型地震や南海トラフ地震についても覚えたいですね。
2023年はコロナが明けて第5類に移行しましたね。そのことで訪日外国人も増えました。
インバウンドやオーバーツーリズムといった用語が多くニュースで聞くようになりました。
法律では、多様性が尊重される社会に向けて、2023年6月に LGBT理解増進法が成立しました。
内容の理解に合わせて、ジェンダーアイデンティティという用語も覚えたいですね。
年々、日本の出生率が下がっており、2022年日本の出生率が80万人割れとなりました。
過去最少を更新しており、岸田首相は異次元の少子化対策を行うと表明しましたね。
今年の夏はかなりの猛暑でしたね。30℃以上を真夏日、35℃以上猛暑日といいましたね。
2024年からは、日本全国で熱中症警戒アラートの運用が予定されています。
異常な暑さは、日本だけでなく世界中で観測され、世界中で森林火災も起きています。
国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰化の時代が到来した。」といったことは有名です。
今年も日本各地で線状降水帯の発生により大雨が降り、6県11地点で被害が出ました。
線状降水帯のほか、大雨特別警報や記録的短時間大雨情報、キキクルなどの用語も注意です。
国際に関するニュース
国際関係で外せないニュースは、2022年2月ロシアによるウクライナ侵攻があります。
今でもウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けています。
両国の大統領ゼレンスキーとプーチンの名前は絶対押さえておきましょう。
また、国連の安全保障理事会がいながらこの戦争を防ぐことができませんでした。
常任理事国5カ国の中にロシアがいたことから拒否権が発動されたためです。
国連の組織や常任理事国5カ国、拒否権などの用語は公民の範囲になります。
時事問題を理解するのに公民の知識が必要になりますのでおさらいしておきたいです。
パレスチナ武装組織のハマスによるイスラエル攻撃も最近の時事としては衝撃でした。
2024年の入試の範囲となるかはわかりませんが、知っておいて損はないと思います。
特に、この攻撃に深く関係しているパレスチナ問題は昔からある国際問題です。
北大西洋条約機構(NATO)にフィンランドやスウェーデンも加盟申請しました。
今回のロシアによるウクライナ侵攻を受けて、世界が分断の危機に陥りました。
この中で、無視できない存在となってきているのがグローバルサウスの存在です。
グローバルサウスとは、南半球に位置するアジアやアフリカ、中南米地域の国々です。
インドやブラジル、タイ、南アフリカのような新興国・途上国の総称です。
これらの国は、経済的にも政治的にも国際社会の中で注目される存在になっています。
2023年、インドの人口が14億2860万人となり、中国を抜いて世界1位になりました。
中国は一人っ子政策を推進したこともあり人口減少と高齢化が進むと言われています。
国連の推計では、世界の人口は、約80億人ということも覚えておきましょう。
科学・文化に関するニュース
科学や文化に関するニュースには、宇宙や生物、世界遺産、新技術の話題があがります。
2023年3月まで若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しました。
2023年8月からは新たに古川聡宇宙飛行士がISSに到着し、約半年間滞在します。
2023年9月には、H-ⅡAロケット47号機の打ち上げに成功しました。
このロケットには、JAXAの月面探査機SLIMが搭載されており活躍が期待されています。
2023年5月には土星の衛星が新たに62個発見され、衛星数が全部で145個となりました。
木星の95個を抜いて土星が既知の衛星数が最も多い太陽系の惑星となりました。
2023年に起きた天文現象にも注目です。4月に日食、10月に月食が見られました。
特に4月の日食は、インド洋から太平洋にかけて「金環皆既日食」現象が起きました。
金環皆既日食や月食の起こる仕組みは一度図に書いてみるといいかもしれません。
生態系に悪影響を及ぼすことか2023年6月に条件付き特定外来生物が指定されました。
特定外来生物に指定されのは、アカミミガメとアメリカザリガニです。
技術の分野では、線状降水帯予測にスーパーコンピューターが稼働を開始しました。
さらに、学習したデータから新たな予測や結果を生み出す生成型AIという技術も注目です。
特に今年は、生成型AIの代表としてChat GPTが有名になりました。
文化や遺産の分野で今年押さえておきたいのは、ジオパークです。
ジオパークは、地質学的に重要度の高い地域やそれを含む自然を保護した地域のことです。
今年は、石川県白山市の全域を白山手取川ジオパークとしてユネスコから認定されました。
白山手取川は、恐竜や動植物などの多様な化石があり、国内外から高く評価されています。
さらに、ユネスコの世界の記憶の遺産に「智証大師円珍関係文書典籍」が登録されました。
これは、円珍がという僧が遣唐使として唐へ留学した際持ち帰った文書類のことです。
日本と中国の文化交流の歴史などの史料は世界的に重要な記録遺産として認定されたのです。
医学では、今年、女性研究者カタリン・カリコ氏がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
新型コロナウイルスで実用化された「mRNAワクチン」の開発に貢献しました。
最後に忘れてはいけないのは、日本国際博覧会ですね。大阪・関西万博ともいいますね。
テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。開催場所は大阪の夢洲(ゆめしま)です。
2023年の現時点では、開催できるのかどうか心配なところもありますが。。。
1970年に日本で初めて万博が開催されたのが大阪だったことは覚えておきましょう。
ここまで、2023年の時事を紹介しましたが、ほんの一部でしかありません。
今年どんなことが起きたのか、家族との会話やテレビなどで知識を増やすのもアリです。
ここで紹介した時事も含めて、最低限覚えたいキーワードをチートシートにしました。
時事対策のキッカケや時事キーワードのチェックなどご自由にお使いください。
また、2023年のニュースキーワードを180語をまとめた暗記カードも作成しています。
受験本番前の理解度チェックに活用できますので、興味がある方はぜひ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「時事ニュース!2023キーワードまとめ」をご紹介しました。
今年もたくさんの出来事があり、すべては紹介しきれませんでした。。
しかし、この記事をきっかけに時事対策のきっかけや、学習の参考になれば幸いです!
- 政治・経済などカテゴリを意識して時事ニュースを整理してみよう
- 時事対策には予想問題や理解度チェックがある参考書がおすすめ
- 時事キーワードから時事ニュースの内容を理解していくと忘れにくい
- 家族や友人との会話を通して時事の内容や出来事の背景を理解しよう
時事問題の対策は、普段の会話の中でも取り上げて学習できる分野です。
時事対策の手始めや基礎固めにチートシートご利用ください。
中学受験は、受験本番まであきらめずに取り組めば得点できる分野があります。
今後も学習に役立つ情報や教材を増やしていきたいと思います。ご期待ください!