2024年の時事ニュースキーワードまとめ

みなさん、こんにちは!スタッキーです。

あっという間に年末が近づき、2025年の入試本番までもう少しとなりました。
そんな中、これから時事問題の対策を始める受験生も多いのではないでしょうか。

今回は、2024年に話題になったニューストピックをまとめてみました。

スタッキースタッキー

この記事は次のような人におすすめ!
・2025年の受験に向けて最低限の時事対策はしておきたい
・他の教科の学習に注力したく時事の対策する時間があまりない
・入試用に注目しておくべき時事だけは抑えておきたい
・時事の内容把握や受験対策におすすめの教材を知りたい

2024年の重要キーワードをまとめたチートシートを作成しましたのでご活用ください!
まずは絶対に覚えてたい頻出用語と、関連する出来事から押さえましょう。

それではどうぞ!

2025年入試対策!注目の時事をおさえよう

2024年の時事問題への取り組み方

11月ごろから、中学受験塾では時事問題対策が本格的にスタートしますね。

時事対策と言っても、どんな対策をすれば良いのか悩むこともあるのでは。
受験本番も近づいているので、サクッと対策をしておきたいですよね。

ここで、重宝するのが2025年受験用の時事対策の参考書です。
今年の時事ニュースをまとめた参考書が、秋頃から本屋さんに並び始めます。

2025年受験の時事問題の範囲は、2023年9月ごろ〜2024年9月ごろまでです。
参考書は、時事用語をわかりやすく解説してくれているので1冊あると安心です。

時事に関する問題では、時事の内容から用語を回答する問題だけではありません。
時事から、解決に向けて取り組むべきことや問題の原因を答えさせる問題もあります。

時事に関する用語を理解した上で、その内容について考察することが重要です。
例えば、環境問題なら、その原因や、自分たちがやれることなどを考えてみましょう。
国際問題の地域紛争なら、その紛争が起きている歴史背景を知っておくことが重要です。

今年受験生でなくても、5年生のうちから目を通しておくのもアリですね。
ニュースを理解するための基本知識は早めに習得しておいて損なしです。

2025年度中学受験用 2024重大ニュース (日能研ブックス)
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おすすめ!2024年時事対策の参考書

時事対策の参考書は、大手受験塾や新聞社、教育系出版から毎年発刊されています。
大手受験塾は、サピックス、四谷大塚、日能研、栄光ゼミナールなど。

新聞社は朝日新聞や読売新聞、毎日新聞が受験塾やGakkenなど出版社と協力しています。
大きめの本屋さんにはたくさん積んであるので、手に取ってみてください。

写真やイラストが多いものや、細かい情報まで載せてくれているものなど様々です。
個人的には、受験向けに用語が整理されているものや予想問題あるものがおすすめです。

私自身が本屋で、各社の参考書をみた感想になりますが、、

  • しっかり情報を入れていきたいなら文字量が多めの、日能研
  • 受験対策として必要な知識をバランスよく抑えたいなら、サピックス
  • カラフルなページ構成で興味を引き出しつつ基本知識を学習するなら、Gakken
  • 雑誌のようにコラムやインタビューがあり気軽に読みたいなら、ジュニアエラ

子どもの学年や興味の度合いに合わせて選んでくださいね。

今年の時事ニュースのキーワード50語まとめたチートシートを作っています。
ご興味のある方は、ご覧になってくみてください。

皆さんの学習の参考になれば嬉しいです。

チートシート「時事ニュース2024キーワードまとめ」のダウンロードはこちら(無料)

2024年のニューストピックス

政治・経済に関するニュース

画像:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp )より

2024年は、国内政治や各政策の動き、新札発行や円安といったテーマに注目です。
今年ならではのテーマに絞っていくつか時事を紹介&解説します。

今年は自民党総裁選があり、首相が岸田文雄氏から石破茂氏へ変わりました。
日本の選挙制度や国会、参議院・衆議院の知識は覚えておきたいですね。

2025年には大阪・関西万博が開催されます。開催地は大阪市の人工島「夢洲」です。
今回の万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」も覚えておきましょう。

日本の個人番号制度のマイナンバーについてもどんな制度なのか押さえておきましょう。
特に今年は個人情報の管理ミスや紐付けミスが問題となり、制度の改善が議論されました。
健康保険証だけでなく将来的には運転免許証もマイナンバーに統一されていく予定のようです。

経済面では、日本は円安の影響もあり、物価高騰に悩まされた1年間でした。
円安/円高とは何か、どういう状況のことを指すのかをしっかり理解するのが重要です。

そして、円安/円高で生活がどのように変化していくのか、その影響を理解しておくと良いです。
円安にも、円高にも、それぞれメリットとデメリットがあります。
円安の場合、外国の人が日本で買い物しやすくなるが、輸入品が高くなりますね。


今年の夏には、新紙幣として1万円札、5千円札、千円札の3種類が同時に発行されました。
それぞれのお札に描かれている人物名はもちろん、人物の偉業についても覚えておきましょう。
1万円札:渋沢栄一「日本資本主義の父」、5千円札:津田梅子「女性教育の先駆者」です。
千円札:北里柴三郎「日本の細菌学の父」です。3人のキーワードを頭に入れておきましょう。

社会・環境に関するニュース

人口減少と高齢化が進む日本では、2040年問題も引き続き重要な時事キーワードです。

少子高齢化が止まらない日本では、医療や福祉、地域経済に多くの課題が予測されています。
効率的で持続可能な街づくりを目指す動きでコンパクトシティーが話題になっています。
地方都市で中心部に人やサービスを集約することで、効率的にインフラを活用できます。

特に、少子高齢化が進む中では、コンパクトシティー化が進むことが予想されます。

円安効果もありインバウンド需要が高まる一方でオーバーツーリズムが問題になっています。
観光地が観光客で過密化し、その地域の住民、環境に悪影響を及ぼす現象が増えています。
観光地の環境を守りながら地域住民の生活を尊重するための施策が求められています。

2024年忘れてはいけないのが、今もなお、復興中の令和6年能登半島地震です。
伝統工芸品の輪島塗を絶やさないよう地域文化を守る取り組みが進められています。
支援する側が主体的に物資を提供する支援方式としてプッシュ型支援も覚えたい用語です。

エネルギー問題では、石炭火力発電の是非が議論されています。
再生可能エネルギーへの転換が求められる中、脱炭素社会への動きが加速しています。
環境負荷の軽減のために、モーダルシフトという貨物輸送が進んでいます。
これは、トラック輸送からより環境に優しい船や鉄道に切り替える輸送方法です。

また、目的利への移動を複数の人で共有するライドシェアも始まりました。
アプリなどを通じて、同じ目的地や方向へ向かう人たちが一緒に1つの車に乗ります。
このことによって、車の数を減らし、交通渋滞や環境負荷を軽減します。
他にも、アップサイクル森林環境税の導入など様々な取り組みがあります。

新潟水俣病の公式確認から来年50年を迎えます。教訓が改めて見直されています。
教訓が改めて見直され、公害の再発防止と環境保全の重要性が再認識されています。
また、微量の水銀を含む蛍光灯の製造・輸入も2027年に終了することも知っておきましょう。

2025年中学入試用 サピックス重大ニュース
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国際に関するニュース

今年の国際時事は、各国の政治や紛争など様々なニュースが飛び交った1年でした。

2024年時点でも、終結しておらず続いているのがロシアとウクライナの戦争ですね。
ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアのプーチン大統領は覚えておきましょう。
スウェーデンは、NATOに正式加盟し北欧地域の安全保障に重要な変化をもたらしました。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、安全保障の観点から加盟を申請し認められました。

今年の国際時事で忘れてはいけないのがパレスチナの「ガザ地区」をめぐる争いです。
イスラエル側とパレスチナ側との間で激しい戦いが起き、多くの人の命が犠牲になりました。
イスラエルの首相ネタニヤフ氏が軍事行動を指揮し、国際的にも批判の声が上がっています。
今もなお、この紛争は宗教や歴史が絡んでいて、平和的に解決するのが難しい状況です。

アメリカでは大統領選挙が行われたことも日本にとっては重要なイベントでした。
バイデン氏の後を継いだハリス氏と、再び名乗りをあげたトランプ氏との戦いとなりました。
激戦州を味方につけて、次期大統領にトランプ氏が当選したのは大きなニュースでした。

今年イギリスでは、総選挙が行われ、14年ぶりの政権交代が起こりニュースとなりました。
労働党が与党の保守党を破り、労働党党首キア・スターマー氏が首相に就任しました。

赤根智子氏は、日本人として初めて国際刑事裁判所(ICC)の所長に就任しました。
国際刑事裁判所(ICC)は、世界各地の戦争犯罪などを追及する裁判所です。
赤根智子氏は、戦争犯罪の疑いでプーチン大統領に逮捕状出したことでも有名です。

他にも、重要なキーワードはありますが、ここでは紹介しきれません。

受験対策として、2024年の時事用語を押さえれられるよう暗記カードを作りました。
全部で180語収録しています。興味ある方は一度のぞいてみてくださいね。

中学受験 社会 2024時事ニュース 暗記カード 3冊
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科学・文化に関するニュース

(C)宇宙航空研究開発機構(JAXA)

科学分野のニュースでは、ロケットと宇宙に関する出来事がいくつか注目されました。

2024年7月H3ロケット3号機によって地球観測衛星だいち4号が打ち上げられました。
H3ロケットは、打上費用を大幅に削減し使いやすさを向上させた国産新型ロケットです。

だいち4号は、2号と比べて観測できる幅が4倍に広がり、その精度も向上しました。
今後、火山噴火の予兆や地盤沈下の発生など異変の早期発見や農業政策にも貢献予定です。

今年は、太陽の表面で大規模な爆発現象である太陽フレアが複数回発生しました。
強力なフレアが連続して観測され、世界各地でオーロラが見られる現象が起きました。

太陽フレアの大量の光やエネルギーが宇宙に飛び出し地球に届くと様々な影響が出ます。
例えば、通信に使われる人工衛星やGPSがうまく動かなくなることがあります。

また、飛行機の無線や船の通信も一時的に乱れることがあります。
これは、太陽フレアが電波を邪魔する力を持っているからです。

来年、地球から見て土星の環が一時的に見えなくなる現象が起こると言われています。
土星の自転軸が約26.7度傾いており、約15年ごとに地球から見た環の傾きが水平になります。

そのため、2025年3月24日に地球から見て環が真横になるため、環が消えたように見えます。
貴重な天体現象であり、科学分野では注目されているニュースですので覚えておきましょう。

文化の分野で、2024年は、世界遺産や新たな国立公園の誕生が話題になりました。

新潟県佐渡市にある佐渡の金山が、国内26件目の世界遺産に登録されました。
佐渡の金山は、江戸時代から金を採掘していた場所で日本最大級の金の鉱山です。
日本の経済を支えた重要な歴史および産業遺産で観光地としても人気です。

2024年には、日高山脈襟裳十勝国立公園が35番目の国立公園に指定されました。
北海道南部に広がり、陸域面積が国内最大で日高山脈や襟裳岬、十勝平野まで及びます。
高山植物や希少な動植物が数多く生息し、生物多様性を感じられる場所になっています。

他には、今年オリンピックがパリで開催され、次回はロサンゼルスで開催されます。
オリンピック開催年は、開催地に関して問われることがありますので覚えておきましょう。

また来年には、初めてデフリンピックが東京で開催されることも注目されています。
デフリンピックは、耳が聞こえない・聞こえにくい選手のためのスポーツ競技大会です。

今年もここで紹介した時事も含めて、最低限覚えたいキーワードをチートシートにしました。
時事対策のキッカケや時事キーワードのチェックなどご自由にお使いください。

チートシート「時事ニュース2024キーワードまとめ」のダウンロードはこちら(無料)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は「時事ニュース!2024キーワードまとめ」をご紹介しました。
今年もたくさんの出来事があり、全ての時事を網羅することは簡単ではありません。

しかし、今年心に残ったニュースをきっかけにいろんな時事問題に気づけるはずです。

2024年の時事ニュースをみんなでふりかえってみよう!
  • 受験対策には予想問題や理解度チェックがある参考書が効率よく学習できる
  • 印象に残ったニュースにはどんなものがあるか書き出して調べてみよう
  • 政治や環境などカテゴリごとに分類して時事を学習するとわかりやすい
  • 家族と会話して自分の考えやみんなの意見を聞いて理解を深めてみよう

時事問題の対策は、普段の会話やテレビニュースなどで親子で学習可能な分野です。
受験が近くても、最後まであきらめずに取り組んで本番を迎えましょう。

今後も子ども楽しく学習できる教材やコンテンツを紹介していきたいと思います。
ご期待ください!