みなさん、こんにちは!スタッキーです。
せっかく読書をするなら中学入試によく出る作品を読んでおきたいと思いませんか?
わが家でもどんな内容の作品が入試で出るのか興味がありました。
今回は、日能研がまとめたデータを基に中学入試の国語で頻出の作品を紹介します。
この記事は次のような人におすすめ!
・中学入試によく出る国語の作品&作者を知っておきたい
・どの学校でどのような作品が出題されたのか知りたい
・入試に頻出の国語の作品は子どもに読ませておきたい
・どのくらいの難易度の論説文が入試に出るのか把握したい
入試で扱う国語の作品は、論説や随筆、物語などがあります。
どんな作品が入試で出ているのか、一度チェックしておいて損はないです!
それではどうぞ!
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
中学受験の国語で出題されるテーマ
読解問題でよく出題される3つの文章
国語の読解問題で出題されるのは、論説文や随筆文、説明文、物語文、詩などです。
その中でも、多くの学校で出題されやすいのは、論説文、随筆文、物語文です。
そもそも、私は、論説文・随筆文、物語文のちがいをよくわかっていませんでした。
・随筆文…筆者の体験や事実について、自らの感想や意見を述べた文章。エッセイともいう。
・物語文…ストーリーがあり登場人物の心情が表現される文章。フィクション作品が多い。
この中で特に子どもが慣れていないのは、論説文、随筆文ではないでしょうか。
苦手意識を持ちやすい論説文・随筆文
物語文と比べると、論説文、随筆文は子どもには読みにくく、嫌いになりがちです。
論説文などは、ストーリー性がうすく、読んでいても面白くないからかもしれません。
でも、テストの点数を見ると意外と物語文よりも点数が取れていたりするのですが(笑)
読んで面白くて好きというのと、設問で点数が取れるは違うんだなとわかります。
論説文は、文章構造や接続詞をもとに科学的に解答を導き出す解法があります。
気になる方はこちらもどうぞ。↓
国語の学習法に悩んだり苦しんだりしていませんか?今回は心理的ストレスから子ども解放する科学的アプローチを考えます。国語を得意分野にしたい方は必見です!
しかし、論説文や随筆文に苦手意識がなく慣れている状態にはしたいですよね。
そこで、入試によく出る国語作品をあらかじめ読んでおくというのはどうでしょうか。
中学受験の読解問題で頻出の作品
過去3年間で出題された作品
中学受験の入試で出題回数が多い作品について、日能研の情報を参考にまとめました。
過去3年間(2021~2023)の中学受験の国語の入試問題で出題された作品です。
また、どの学校で出題者されたのかも合わせてまとめています。
出題傾向を把握するにも過去出題された作品は読んでみてもいいですね。
入試問題で頻出の作者
入試の読解問題によく出る作品の作者もまとめてみました。
よく出る作者の作品を読んでおくのもアリかもしれません。
順位 | 件数 | 分野 | 著者 | 作品 |
---|---|---|---|---|
1 | 39件 | 論説/説明 | 稲垣 栄洋 | ・はずれ者が進化をつくるー生き物をめぐる個性の秘密 ・雑草はなぜそこに生えているのかー弱さからの戦略 |
2 | 28件 | 物語/随筆 | 重松清 | ・小学五年生 (文春文庫) ・きみの町で(朝日出版社) |
3 | 16件 | 論説/説明 | 伊藤亜紗 | ・目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) ・「利他」とは何か (集英社新書) |
4 | 15件 | 論説/説明 | 齋藤孝 | ・読書力 (岩波新書) ・本当の「頭のよさ」ってなんだろう?(誠文堂新光社) |
4 | 15件 | 物語/随筆 | 寺地はるな | ・水を縫う (集英社文庫) ・タイムマシンに乗れないぼくたち (文春e-book) |
2023年入試で注目!新たに刊行された作品
よく出題される作品がある一方で、刊行されたばかりの作品も入試で出題されています。
これから、よく出題される作品になる可能性もありますので要チェックですね。
せっかく読書をしたなら、読書した記録と付けておくと、より思い出しやすくなります。
読書ノートの付け方や読書感想文の書き方のコツをこちらでも紹介しています。
よろしければ、ご覧になってみて下さい。
ダウンロードできる読書のノートを無料で提供しています。
小学生の夏休みの宿題になる「読書感想文」ですが、読書をしても感想文を作るのに手こずっていませんか?今回は、読書感想文の作成に役にたつ「読書シート」を作ってみました。読んだ本の内容を感想文で伝えたい、読書の記録を残していきたい方は必見です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「国語の入試問題で頻出の作品」をご紹介しました。
国語の読解問題のテーマは多様になり、かつ文章も高度化してきています。
中学受験をするならこの機会に入試によく出る作品に触れてみませんか?
- 中学受験の入試問題で頻出の作品は知っておいて損はない
- 読む機会の少ない論説や随筆の頻出作品を読んでみよう
- 作品を読んで筆者が言いたいことや感想を親子で会話しよう
今後も小学生の学習効果を高める情報やノウハウを増やしていきたいと思います!
国語の学力UPのために、語彙力を強化する暗記カードも作っています。
興味があればこちらもご覧になってみてください。